私も母子分離不安だった。
前回、息子が母子分離不安が強く出て辛い日々を過ごしたと書きましたが、実は私も母子分離不安だった時期があったことを思い出しました。
学校に完全にいけなくなった中学三年生の時、母親の愛を試すような行動をたくさんしていました。
仕事に行かないでほしい。
一緒に寝て欲しい。
大好きって言ってほしい。
とにかく母と一緒を望みました。
そんな母はすごく険しい顔で拒絶し続けました。
そんな日々を思い出したんです。
私はあまり器用に物事をこなすタイプではなかった。運動も勉強もイマイチ。
弟や従兄弟とずっと比べられて、イジメも経験しし、
私の中でプツンと何かが切れたような状態だったんです。
そのままの私を愛してほしい。
理解してほしい。
受け入れてほしい。
抱きしめてほしい。
助けてほしい。
こんな気持ちだったように思います。
そして、もしかたら息子もこんな気持ちだったのかもしれません。
息子に1年生だった頃の気持ちを聞いても、覚えてないそうです。
「ただ、俺は小学校が不安だった」
と言っていました。
不安で助けて欲しいという気持ちを、母親の私に行動で伝えてくれていたんだと思いました。
息子の不登校を通して、自分自身の幼少期を振り返る機会を貰えたこと、たくさんの気づきを得られたこと、心から息子に感謝しています。
ちなみに私の母にを話ししたら、
「悪かったわね。どうしても受け入れられなかったわ。気持ち悪くて。ごめんね。」
と言われました^^;
こういう人なんです。
当時の私は14歳。
母子分離不安になった息子は7歳。
そうだよね~と納得できることもあり。
自分が親になって初めてわかった、
子供を思う母親の気持ち。
今は喧嘩しながらも仲良くしています。