人から何か言われて落ち込んだとき
昨日、こんなことがあった。
娘が帰省中の彼から
連絡が来ないことで不安になっていた。
それは数時間後に
彼が寝ていたせいだった、と判明。
不安の連鎖
この不安は
そこで終わりで良かったはずなのに
「不安な思いをした」という記憶を
ずっと持ち続けたせいで
次の不安を招いてしまう。
お正月休みに
友人に会いたいと思い、
誘ってみた。
でも「予定がつかないから」と
断られたそうだ。
断わられたことで
自分に対してどう思っているか
また「不安」と「寂しさ」が
こみ上げてきた。
こういう不安の連鎖って
誰にでもある。
私にだっていっぱいあった。
人から言われた言葉に
心が反応して
嫌な気分になる。
本当はそれ自体
一瞬か、数分の出来事なのに
ずっとそのことを考え続けたせいで
その日一日、さえなかった。
ひどい時は
翌日まで引きずって
また「何か言われるかもしれない」って
想像しながら過ごしてしまう。
心の状態がそんなだから
ちょっとした言葉さえ
ネガティブに解釈して
「まただ」と落ち込む。
こんな時どうすればいいか
他人の態度や言動で
嫌な気持ちになった時、
「今、そう感じただけだ」と区切ってみる。
人は毎瞬、変わっている。
今感じた嫌な気持ちが
生涯ずっと続くことはない。
場面を変える工夫をする。
相手を変えるのではなく、
自分が楽しみにしていることや
いい気分になれることを
想像してみる。
切り替え
そうすると
今感じた嫌な気分は薄れて
ネガティブな方に向きかけた矢印を
嬉しい、楽しいに方向転換できるから。
どんなに目の前の人が
私に向かって嫌なことを言ってきても
私の心の中に入ることはできない。
私が何を思うかを
操縦できるのは自分しかいないから。
このことを知って
実際にやってみた。
家族でドラマを見ていた時
私の話し声のせいで
セリフが聞こえなかった、と
不機嫌な態度を取られた。
このまま、ここにいたら
その怖めな表情にビクビクして
ドラマどころじゃなくなる
そう思って
寝室に移動。
明日の買い物のことを
想像して
楽しみなパン屋さんを
思い浮かべてみた。
そうすると
不機嫌な顔をされたことで
怖かった気分は薄れていった。
意外とあっさり
気分は切り替わるんだ。
なんだか
もう大丈夫な感じがする。
嫌な気持ちの切り替えができれば
ずっと落ち込むことはないから。
人は変えられないけど
自分の感情はいくらでも変えられる。