上司が部下へロープレを指導する時に
日々の業務お疲れ様です。
今この記事を読まれている皆さんは、新人を指導していく上司やあったり、先輩であったりするとおもいます。
上司や先輩の立場として部下や後輩にロープレ指導する時は幾つかの事に注意しなければいけません。
別の記事と被る部分もあるかと思いますが、大切な内容なので、こちらの記事と併せて確認をしていただければと思います。
1、バツゲームとしてロープレをしてはいけない
2、皆同じチェック内容ではなく、その個人個人のレベルに合わせたロープレでなければならない
3、出来れば録音、録画してあげて、本人にセルフチェックをしてもらい、気づきを促す
の大きく分けて3つになるかと思います。
1つずつ解説していきますが
1、バツゲームとしてロープレをしてはいけない
1に関しましては、私も幾つかの営業会社を見て参りましたが、罰ゲーム的要素でロープレをされる企業はとても多いです。
確かに罰ゲームロープレをした本人は
『絶対次はみんなの前でロープレなんかやりたくない』
と思い、一時的に成績が伸びる場合があります。
でも、それでは本当の意味での営業のスキルアップにはなりません。
又、罰ゲームロープレされてる企業は、ロープレしている最中、本人の足りない箇所を、ワザとみんなの前でダメ出しし、恥をかかせる事を目的としている会社も多いですね。
そうなってくると、国の成長を担う若者を本気で育てていこうと言う本筋から大きく外れて行ってしまいます。
2、皆同じチェック内容ではなく、その個人個人のレベルに合わせたロープレでなければならない
また、2については上司や先輩社員であればやりがちなのですが、新人に色々なことを教えてあげようと、『今』必要ないテクニック的な事や、余計な情報を社員全員(に近い人)が教えている場面を多く見ます。
また、あれもこれも教えようと上級的な内容を教える新人育成担当の方もいらっしゃったりします。
早く独り立ちして戦力になって貰いたい気持ちは分かりますが、それでは新人の頭の中は本当に一杯になってしまい、何を最重要に取り組まなければいけないのか分からなくなってしまいます。
多くても1日に1つ重要課題を与えて、後は枝葉の内容として新人本人に伝えてあげると良いと思います。
また、段階的なチェックリストを作り、新人各自がどの成長段階にいるのか把握する事も重要になってきます。
3、出来れば録音、録画してあげて、本人にセルフチェックをしてもらい、気づきを促す
最後に3については、上司や先輩が口頭で様々な助言をしていく事も重要ですが、何が自分に足りないか、自分自身でチェックすると、『自発的に』足りないところを直していこうと動き出しますし、セルフチェックに動き出します。
具体的には別の記事に書いてありますが、
【スマホ動画を使った自撮り】
が効果的と考えます。表情や声の大きさ、抑揚や切り返し等の項目を取り入れたチェックリストは会社で用意してかまわないと思いますが、
評価は営業マン自身にしてもらうのです。そして今回よりも次回のロープレの自己評価が上がってれば自信にもつながりますし、中々伸びない項目を重点的に指導することもできます。
これが上司から一方的に言われるだけだと本人の気づきが少ないのですが自撮りと自己評価をしてもらう事で大きな気づきとなり自発的な改善を促すことが出来ます。
これは、別の記事のモチベーション3.0にも繋がりますが、『人から言われて』より『自らすすんで』がどれほど社員育成に重要なことか、マネージャーとして知る事は、その立場に立った役目冥利につきると思います。
厳しくも楽しい社風の中で、お互いが成長し合える環境を整えて参りましょう!
では今回はここまでです。
ラポやプレゼンなどパートごとにマガジンを分けてありますので、関心のある記事から読み進めてください。
また取り上げてほしい内容をコメントいただくと記事の中でお答えいたします。それでは又別の記事でお会いしましょう。
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