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【卒業】社会人になる前の振り返り~秒で過ぎた4年間~

2020年4月、コロナウイルスが流行り始めた頃、同時に大学生になった私は想像していた大学生活とはかけ離れた日常を送っていました。

そして2024年3月、これを書いている数日前に大学を卒業しました。

楽しかったしいい思い出がたくさん。だけど、正直なんだかぼんやりと、秒で4年間が駆けていったような気もしていて、、、

「あれ、こないだ入学したばっかなのになあ。」

未だに感覚はこんな感じで、いつまでも不思議です笑

ろくに振り返りもしないで社会人を迎えようとしているので、久しぶりにnoteを開いてみたついでに振り返ってみます。


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まず1年生!


高校卒業のタイミングから既にコロナの雲行きはかなり怪しかったですが、案の定大学は完全オンライン授業に。

なんとか履修登録を済ませたのはいいものの、パソコンの画面上で顔を合わせるだけではやっぱり友達を作るのは難しくて。でも、緊急事態宣言が出ている状況でバイトを始めたり外に出る機会を増やすのも出来なくて。

ましてや一人暮らししたてで、当時の私には、家で一人でいることが寂しくも、それが普通になっていました。

それでも、授業がかぶった友達と連絡を取り合ったりして、仲良くしてくれる友達も出来ました。かなりほっとしました。

「完全」オンライン授業も1年生の秋学期から徐々にゆるくなり、隔週や曜日ごとなど、決められた日には大学に通えるようにもなりました。

大学も友達も、実際に目にすると新鮮で、特にオンライン上で顔を合わせていた友達に会えた時は、緊張もしたけど、やっぱり実際に会って話すのは嬉しいと思ったのを覚えています。

はじめはオンライン上でだったけど、大学で最初にできた友達とはそれからもずっと仲良くさせてもらっていて、これまでも、今も、これからも心の支えになっていると感じています。ありがとう。

秋学期もオンラインがメインではありましたが、少しでも通えるのはいいことでした。

そしてこの1年生の秋学期が、私の大学生活での友人関係において大きなものになりました。

私は国際学部に所属していて、1年次には実際に海外に行って行う海外英語実習がありました。しかし、お察しの通りコロナの影響で海外に行くことは出来ず、これもまたオンラインに切り替わってオンライン留学になってしまいました。

現地に行けもしないのになにがオンライン「留学」だよ。と思いながらも、受け入れるしかありませんでした。

英語実習には3つのコースが設けられ、私はまだ英語に苦手意識があったので一番簡単なコースを選びました。選択したコースに一人でも知ってる子、話せる子がいますように、と願いながら顔合わせに向かいましたが、、、

一方的に知ってる子もいたけど、初めて存在を認識する子ばかり。しかも私以外は、お互いを知っていて既に友達、という子もいて。内心きついなーと思っちゃいました。

でも!!!


この英語実習のメンバーが4年間ずっと仲良くしてくれる素敵な友達になったんです😭😭😭

実習中のエピソードはここに書いていると長くなるので自分の思い出としてしまっておきますが、色々あった中でみんなで実習をやり遂げたのが大きかったんだと思います。

実際、1年生の時の実習で一緒だったメンバーが今もここまで仲良くしてるのってそう簡単にあることじゃないよねと、すごいことだなと、思っています。

こうして振り返ってみると、4年間もある大学生活だったけど、その4年間の多くは、1年生の時に出会って仲良くしてくれた友達との時間で形成されていたなと、改めて気づきました。

他にも、学年が上がってから出来た友達ももちろんいます。同じように大切だけど、不安を抱えながら始まった大学生活、その当初に出会った友達の存在は、自分にとってはものすごく大きかったと感じます。

あと、ちょっと惜しかったなと思うのは、「よっ友」です。ほんとはもう少し話してみたかった気持ちはあるけど、いわゆるよっ友と呼ばれる関係性の人とは、結局それ以上になることなく卒業してしまいました。

よっ友はよっ友止まり。ちょっと悲しいですが、勇気出して絡みに行けてたらな、そしたらもっと違う経験も出来たかなと、タラレバなことも考えてしまいます笑


さて、2年生はどうだったろう。


一年遅れの入学式があったり、友達と遊んだり。まだまだマスク生活だったけど、それなりに楽しく、大学生し始めた時期な気がします。

そして、大きな変化があったのも2年生の時。
友達が、夏に地方創生のプロジェクトを現地住み込みでやってきたという話を聞いて、興味を持ったことがきっかけでした。

留学は難しくても、何かには挑戦してみたいなーと漠然と思いつつ、だからと言ってこれがやりたい!というのがなかったので、この話をしてくれた友達は救世主でした。

そのプロジェクトは、大学のプログラムとも連携していて、単位も取れるものだったので色々調べてやってみることに。


様々な地域、プロジェクトがありましたが、私は福島県の葛尾村という地域のプロジェクトに挑戦しようと思い、選考を進んで参加が決定しました。

実際にプロジェクトが始まったのは2年次の冬、1月でした。自分も含めた8人の同期、コーディネーターの方、メンターの方などと、現地に1か月半ほど滞在しながらだったので、まず最初は生活に慣れるのが大変でした。

加えて、プロジェクトを進めていく中でも色んな壁があって、体調を崩したりメンタル的にきつくなったり、自分自身と向き合う時間も多くありました。

大学2年生の春休み、約2か月間という貴重な時間を費やした地方創生プロジェクト。泣いてしまうくらい辛くなってしまったこともあったけど、行って良かった、と本当に思っています。

こう思えるのは、同じプロジェクトに取り組んだパートナー、プロジェクトは違ったけど同じ場所で頑張った同期、プロジェクトにも私たちにも寄り添って、一緒に悩んだりしてくれたコーディネーター、メンターの方達のおかげです。

地域の方々の温かさや美味しい食べ物にもたくさんの癒しをもらいました。

葛尾村にはプロジェクトが終わってから今でも定期的に足を運んでいて、その度に何かが変わっているので、懐かしさの中にも新鮮味があって嬉しくなります。

あと、星がとても綺麗に見えるんです。普段は都心の方、関東圏にいるので、きれいな星を見ることはかなり難しく、いつも「なんだかなあ」と思っています。

でも、葛尾村の方に行くと周りは山で、ビルなどもないので本当に星がきらきらしていてとんでもなく綺麗なんです。星を見るために行っていると言っても過言ではないくらいです。

写真じゃ伝わらないかもだけどほんとうに綺麗すぎるんです✨


ちょっと話が飛びましたが、私の大学2年生の中身はこの葛尾村での経験がほとんどを占めていて、分岐点でもあったんだろうと思います。

現に、ここで出会った人達とは今でも繋がっているし、これからも繋がっていたいと思っています。

そして何より、大学でしかコミュニティがなかった当時の私にとって、大学を飛び出して他大学の人や様々な経験をしてきた大人達と出会えたこと、お互い慣れない地域で共同生活をしたことはかなり良い経験になりました。

結構濃かった2年生の後半でした!!!


さあ、ここから3年生。


就活です。
やっと大学生らしくなってきたかと思いきやもう卒業後のことを考える時期になりました。

自分は何をしたいのか、何に向いているのか、全然分からず沢山悩んで、色んな人の力を借りて頑張りました。

就活時代についてはすでに振り返りましたが、これを書きながら前に書いた振り返りの記事を見返してみたら、ちょっと懐かしい気持ちになりました笑

ここでは就活について詳しくは書かないことにしますが、自分なりに卒業後のことを真剣に考えられてたなと思います。

自己分析も、今後も終わることはないだろうけど、その都度振り返るのを心掛けたいです。

介護の企業に決めた私ですが、配属はホームではなくデイサービスになりました。夜勤がないので少しは心の重荷が下りた気がしますが、やっぱり初めては分からないことだらけなので、ゆっくり慣れていけるよう頑張っていけたらいいなと思います。


そしてついに4年生!


就活を早めに終えることが出来ましたが、4年生では卒論やばいやばい!と嘆いていました。

でも、あんまり危機感がなかったのか、どうやって書いたらいいか分からなかったのか、なかなか書き進まず、、

夏までは、ゼミの旅行に行ったりフェスに行ったりと楽しく過ごして、余裕こいてました。

楽しかったな~^^


12月中旬が最終提出で2万字が目安なのに、10月くらいの時点でまだ1万字もいっていなかった記憶です笑

それでも、私の場合は現地調査でインタビューをしていたので、その文字起こしなども使ったことできちんと書き上げることが出来ました。

ちなみに、東日本大震災からの復興をテーマにして書いたのですが、ゼミの代表に選ばれ、学科全体の発表会で発表もさせてもらいました。

自分的にはあんまり自信のある卒論ではなかったので、私の論文なんて、、という感じで、当日もド緊張しながらの発表になってしまいました。

発表後の質疑応答の時も、先生方から詰められて的外れな回答をしてしまいましたが、「震災復興」という大きなテーマに何とか食らいついた、という点で評価してもらうことが出来ました。

さらに驚くことに、学科全体での発表をもとにかけられた選考で、優秀賞を頂くことまで出来ました、、!

ゼミの代表になっただけでも満足だったのに、優秀賞として、卒業式では表彰と、副賞ももらえて大満足でした。

結局海外に出ることも出来なかったし、サークルにも入りそびれたので、大きなことを成し遂げられずに卒業する勢いでしたが、最後の最後で自分を褒めるきっかけができてよかったです。


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コロナ禍に入学して、当時はずっともやもや。だけど、こうして振り返ってみると結構色んなことがあって、色んな人達と出会えて、なんだかんだ充実していたんだなあと、ほっこりしました。

これからは友達ともこれまでみたいには会えなくなるのがとっても寂しいけど、定期的に連絡を取って会いたいなと思います。

自分から誘うのは前から苦手でまだ慣れないけど、会ってくれる人がいると願って、お誘いできるよう頑張ります!

もうすぐはじまる社会人生活も、新しい人や環境との出会いを大切に出来るよう過ごせたらと思います。

久々に文章を書いてちょっぴり疲れましたが、やっぱり書いてみてすっきりしたし楽しかったです。

大学生活4年間。ちゃんとまとめることは難しいけどこの辺で終わりにします。


ばいばい学生のわたし。
また社会人になって書きにきまーす!

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