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幼少期の傷を抱えたパートナーと対等・良好な関係を築くために
🙍♀️「先生、夫(彼氏)はアダルトチルドレンなのでしょうか?」
🙍♀️「急にひどい態度を取られ、夫が出て行くことになりました。
病気と関係がありますか?」
🙍♀️「アダルトチルドレン傾向にある旦那さんと
どうやって関係を深めたのでしょうか?
子育ても大変じゃないですか?」
カウンセリングを通して、
このような質問が寄せられています。
また、
「夫(パートナー)と絆を深めるなんて
ほんとうにできるのでしょうか?」
こんな質問も多く寄せられています。
答えから言うと。
もちろん、
やるべきことをやってもだめなときも
あります。
結婚生活以外でも何でも
やってみなきゃわからないことばかりですよね。
でも、
何か変えたい、
いまのままでいけないことは分かっている、
人生一度きり、自分の人生、
自分で自分をしあわせにしたい、
そう思えたのなら
何もしないより
【絶対に】動き出した方が良いです。
わたしは、基本的に
「がんばらなくてもいいカウンセリング」
ではなく、
「がんばらせるカウンセリング」
を実施しています。
うまくいっていない方々のほとんどは
【自分の立ち位置】や【いまやるべきこと】
を把握していなかったり、
知識を入れても実践できていないので
「どうして上手くいかないの?」
という状況に陥っています。
だからこそ、
わたしはいつも
「やれること、まだまだありますよね?」
とお返事をしています。
できることはたくさんあるので、
本気で頑張りたい!
という気持ちがある方は、
ぜひ
ここから先のことを実践してみてくださいね!
ゆきみが実際に叶えたこと▼
・ゆきみを原因にうつとなった夫の寛解
・夫の復職
・安否すら分からなかったが毎日のラインが来るように(別居時後半~)
・夫が娘を溺愛し、家族で過ごす時間が増えた
・素直なコミュニケーションがとれるようになった
・夫の背景にある幼少期の傷について話してくれるようになった
・「離婚宣言」から2年、愛されている実感が持てる
・再同居をスタートし、強固な絆が築けたと感じる
上記の事実から、自信を持って
【別居していた2年間、どのようなことをし、
どのようにここまできたか】
をお伝えしていきます。
▼プロフィール▼
ツレウツカウンセラーゆきみ
・元 夫を適応障害/うつへと追い込んだ妻
・日本統合医学協会認定心理カウンセラー
・現役高校教員(私立校)
公立小中学校〜高校含めて11年目。
・教育現場で教育相談を担当。
生徒、保護者のカウンセリングを実施。
・夫のうつをきっかけに心理学、
パートナーシップ、メンタル疾患について研究し、夫との関係を劇的に改善。
・心理カウンセラー資格取得済。
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記事の内容▼
■ 幼少期からの傷を抱えたパートナーの愛情とは
■ 絆を深めるため実践すべきこと3つ
①やってはいけないことを知る
②『幼少期からの傷を抱えたパートナーとの絆を強固にする方法 』を実践する
③自分自身と向き合って思考の癖を治す
▶︎【要注意!】再構築・修復を妨げること
◾️幼少期からの傷を抱えたパートナーの「愛情」とは
・『だれにも入り込めない2人の強固な絆』
を育むこと
・パートナーにとって
「あなたが世界でたった一人の大切なひと」、
「あなた以上の存在はない」と認識してもらうこと
・パートナーに
「あなたのことを大切にしたい」、
「あなたのため(家族のために)がんばれる」
と思ってもらい、
その気持ちをパートナーの方法で表現してもらうこと。
落ち着いた【夫婦・パートナー】
一見分かりづらいけれど深い【愛】
お互いに「この人なら大丈夫」と思える【絆】
上記を育くむことがゴールになります。
▼わたしが別居期間中に実践した3つのこと
①やってはいけないことを知る
②『幼少期からの傷を抱えたパートナーとの絆を強固にする方法 』を実践する
③自分自身と向き合って思考の癖を治す
以下、解説します。
1.やってはいけないことを知る
▶自分の中にある「当たり前」物差しでパートナーを測ってはいけない。
まず予備知識としてお話しますね。
アダルトチルドレン(回避型依存含む)や
境界性パーソナリティ障害などは
うつ病と非常に仲が良いですし、
みなさんご存じの通り、
アダルトチルドレンや
境界性パーソナリティ障害を持つ方々の
ほとんどは家庭環境が複雑であったために、
幼少期の傷がまだ癒えていません。
人間が愛を知る最初の社会は「家庭」です。
その愛を適切な形で受けてこられなかった人と
受けてきた人、とでは全く異なったバックグラウンドを持っていますし、
受けてきた側からすれば
簡単に「理解する」ことはできませんが、
「理解しようとする」ことで見えてくる世界があります。
愛情を受けて不自由なく生きてきた人間からすれば、
アダルトチルドレンに対し、
その傷を癒やすために適切な行動を取れば?
などと思ってしまうこともあるかもしれません。
例えば、
わたしの夫は
「自分にとって父親は必要なかったと思うから、
娘にとっても不要なのかなと思う」
と話すことがあります。
こちらからすれば、
「そのさみしい経験を
娘にさせないために頑張ろうと思わないの、、、?」
なんて思ってしまいますよね。
しかし、
この自分の中にある
「当たり前」物差しでパートナーを測ってはいけません。
「パートナーがこちら側の前向きな思考に合わせること」
それは、あくまでも
「理想の中の理想」だと心得ていてください。
また、そのほかにも
▶間違いだと指摘されること
▶自分の行動を把握されること
▶行動を制限されること
こういった否定的な態度や
制限されることにはとても敏感ですし、
気付いた瞬間にシャットダウンをかましてきます。泣
この「やってはいけないこと地雷」
を知らず知らずのうちに踏んでしまうことで
回避依存やアダルトチルドレンの
幼少期のトラウマを刺激してしまい
あなたに対する態度が厳しくなり(敵のように認識)、
あなたを遠ざけるために
手段を選ばず攻撃してきます。
☆わたしの夫の場合は
親たちの姿を見て、
「(自分は)夫婦は仲良くありたい・家族は一緒にいるもの」
という理想を抱いていましたが、
それをわたしから
別居を提案する(=地雷を踏む)ことで、
傷つけてしまい、
その後夫が逃げるように新居へと移っていきました。
夫婦関係・パートナーシップ、
また人間関係においても同じことですが、
こちらが
「そんなことで・・・?」
と思うようなことでも
相手にとっては全く
「そんなことではない」ですし、
その度合いをこちらがジャッジすることもできません。
逆に自分が傷ついたことに対し、
誰かから「そんなことで?」と
思われていたら嫌ですよね。
ここをクリアしたからといって、
いきなり関係が対等になったり良好な関係を築けるわけではありませんが、
最初のステップとして続けていくことで、
パートナーがあなたのイメージとして
貼っていった付箋紙を剥がす(マイナスからゼロに)ような
作業に入っていきます。
2.『 幼少期からの傷を抱えたパートナーとの絆を強固にする方法 』を実践する
▶パートナーに求める前に、あなたが先に変わっていく
▶「あなたは離れていかない」と心から信頼してもらう
これを実践した理由は、
夫をうつにしてしまったわたしにとって、
【夫にとっての理想の妻になること】
【娘のためにも家族として良好な関係を築くこと】
がゴールだったからです。
これはみなさん、
あるあるだと思うのですが。
パートナーに対し、
「~してほしい」、
「~はやらないでほしい」
というリクエストをしても全く響かなかった、
という経験はありませんか?
また、巷でよく発信されている、
「旦那様には思いっきり甘えて頼めばいいですよ♡」
的な記事を見かけたことがあるけど、
「頼む以前の問題だよ!!!!」
と思ったことありませんか?笑
それらが通らないのは・・・
パートナーが、
「(あなたが)自分をコントロールしようとしている!!」
と思ってしまうからなのです。
また、こういったところにもとっても敏感ですしね…
ですので、
あとの「自分と向き合う」にも関連するのですが、
パートナーに求める前に、
あなたが先に変わっていく必要があります。
ある意味で、
パートナーさんたちは敏感ゆえに、
こちらの変化にも気付きやすいですから、
そこを逆手に取った方が良いですね。
こういったことの積み重ねが定着すると、
あなたの「習慣」となりますから、
最初は大変だとしても
段々とパートナーの中で、
あなたのポジションが
【大切にしたいかけがえのない存在】
となっていきます。
2つめ、
▶「あなたは離れていかない」と心から信頼してもらう
信頼感を与えることは、
パートナーとの信頼を深めるためには欠かせないポイントです。
パートナーたちの最大の恐れは
見捨てられることであり、
あなたと親密になることとセットで
【見捨てられるかもしれない】
という不安もついてきます。
(親密になればなるほど別れは苦しいですからね)
ですから、
「あなただけは自分を見捨てない・離れない」
と信頼してもらい、
あなたもパートナーを理解しようと
思いを寄せて信頼してください。
余談)わたしの夫の口癖は
「家族でさえも信用できないのに他人をどうやって信用するのか」
というのものです。
この言葉にすべての思いが詰まっていますよね。
もちろん、
信頼関係だけではなく
パートナーの求める愛情や幸福感を満たす必要もありますので
愛情については今後、またnote記事に更新します!
(愛情にも色々言語・種類がありますよね)
3.自分自身と向き合って思考の癖を治す
わたしが自分自身と向き合った理由は、
夫との出会いを通じて
「自分の考えがすべて正しいわけではない」
と知ったから、です。
何度か記事にもあげていますが、
わたしはバツイチです。
最初の結婚生活は、
それなりに穏やかに過ごしていましたし、
元夫も穏やかな性格の持ち主でした。
しかし、
わたしの「自分は正しい」精神が強すぎて
ぶつかることも増え、
最終的には信頼関係がボロボロになってしまいました。
当時のわたしにとって、
【話し合い】とは、【相手を思い通りに動かす】
ということでしたから、
元夫にとってもかなり苦痛だったと思います。
ですので、元夫は話し合いから逃げていましたし、
わたしは逃げられて当然のことをしていました。
そんなわたしでも、
いまの夫と知り合い、
ラッキーなことに再婚を果たすわけですが、
初婚での課題を持ったままでしたから
もちろんいまの夫ともぶつかりまくり、
そして傷つけて鬱にまでさせてしまいました。。。
別居期間中に向き合っていなければ、
いまのような夫との関係は築けなかったと思います。
すごく苦しい期間でしたが、
この時間がなければ
いまのわたし・夫婦の姿もなかったと思います。
もし
あなたがいまパートナーと
冷却期間を取っていたり
別居をしていたり
距離があるようでしたら、
その間にたくさんの知識を吸収して
自分の感情と行動をコントロールできるように
成長しておいたほうが良いですね。
冷却期間中に向き合えた経験=準備期間となります。
別居を解消し、
再同居をスタートするまでの準備。
そして毎日パートナーと一緒に過ごしていたとしても、
あなたが理解したいと思う気持ちは決して無駄にはなりません。
自身と向き合い、
感情をコントロールできるようになってくると
冷静に、そして客観的に考えられることが増えますし、
最初にお伝えした方法を実践できるようになります。
そして別記事にも書きましたが、
カウンセリングを実施する中で
「もしかして自分のほうがやばい?精神的に自立したほうが良い?」
と気付くときがきます。
よく、カウンセリングを受けている方が口にすることは
「カウンセリングを受けるべきなのはわたしのほうでした」
と。
次に、
▶再構築・修復を妨げることをご紹介します。
それは、
・自身と向き合うことをせずに、
簡単に拾った恋愛テクニックに頼ろうとすること
です。
自分と向き合う時間、というのはすなわち、
・自身の思考のクセを知る
・過去を振り返ってあのときどうしたら良かったかを常に考える
などです。
これらは時間がかかりますが、
むしろ時間をかけたほうが良いです。
わたしも、
夫との別居がスタートして何度も何度も再同居がしたい、と心の中で願っていました。
夫の意見も日々、
二転三転し、引越日を決めたのに
直前になって
「やっぱりどうしても気持ちが追いつかない」
と言われることもありました。
そのたびに、
「なんでこんなに苦しい思いをしないといけないのか」
と泣いて過ごしましたが、
いま思うと
このときに時間をかけたことで
夫への理解度も深まり、
愛情の育み方というものも
苦しさがあったからこそ学べたと思います。
このような経験をすっ飛ばして、
恋愛テクニックの記事に頼ることは、
(何度も言いますが)
コントロールしようと思われても仕方ありません。
前述しましたが、見破られます、間違いなく。
逆にパートナーを刺激し、
「この人は何も分かっていない」
「口だけだ」
と言われてしまうかもしれませんね。
ですから、
まずは自分と向き合うこと。
パートナーを理解しようとすること。
そういった精神性を高めていくことが必須です。
最後に、
わたしたち夫婦がどのような歩みで
再同居・再構築に至ったかを
各時期に分けてお伝えします。
▶別居開始時(混乱期)
▶別居スタート~半年程度(最悪期)
▶半年~1年程度(お互いの気持ちの確認)
▶1年半~2年程度(再同居スタート)
まずはじめに
▶別居開始時(混乱期)から。
別の記事にもあげていますが、
当初別居を提案したのはわたしのほうでした。
(もちろんわたしも苦しい部分はあったので・・・)
わたしのイメージは、
娘が小さいうちだけ、
そしておだやかな別居生活だったのですが
夫はその提案に深く傷つき、
夫の方が出て行く形となり、
その後はほぼ音信不通、という状態でした。
出て行くことが決まったとき、
それはそれは大混乱で夫を引き止め、
家の前で待ち伏せなんかもしました。
当時のわたしに、
そういうことはヤメロと言ってあげたいです笑。
▶別居スタート~半年程度(最悪期)
ふたりで過ごしたアパートから
ふたりの思い出のものから先に封印されていき、
最後には
テーブルにわたしの結婚指輪のみ置かれていました。
(妊娠時に外したもの)
何もなくなった部屋、
声が響いてとても冷えていたことを覚えています。
妊婦健診は夫の付き添いはなし、
大きくなるおなかを一緒に喜ぶものもなし、
夫からの事務連絡はあるけれど、
・うつの中等度の診断がでたこと
・仕事を休職することになったということのみ。
わたしが眠れなかったのもこの頃で、
夫から暗いラインが真夜中にくることもありました。
未だにこれはトラウマなので、
真夜中にラインをチェックしてしまうときがあります。
当時はわたしこそ世界で一番不幸な妊婦だと思っていました。
▶半年~1年程度(お互いの気持ちの確認)
わたしがカウンセリングを受けるようになり、
少しずつ心に余裕が出てきました。
このあたりから、
「自分が変わるべき」という意識が芽生え、
自己啓発~心理学~メンタル疾患
について勉強しまくることに。
現在はこのときに培った
ノウハウ(当時受けたカウンセリングも含め)
を発信しています。
別居中だからこそできることを、と信じて、
とにかく寄り添う姿勢、
夫を理解したいという気持ちで話しを聞いたり、
態度で示したりしました。
別居から1年経つ頃、
夫から
「仲良し夫婦でやっていきたい」
という発言があり、
ふたりでお酒を飲みに行くようになりました。
このときも
カウンセラーの方から受けたアドバイスの通り、
ふたりでいるときの態度も徹底していました。
夫から幼少期の話も聞けるようになり、
家族観についても話すようになって、
少しずつオープンな会話ができるようになってきたころです。
▶1年半~2年程度(再同居スタート)
娘と一緒に3人で過ごす時間も増えてきました。
しかし、
このときの夫は思いっきり回避型、でしたし、
うつもあるので、
わたしと会うことを避けようと
娘と遊んでもわたしが帰宅する前には
さっさと帰る、ということが続きました。
外出先でもほぼ無言、とか。笑
このときも苦しすぎて、
死んでしまいたい、
この人と結婚したのは間違いだったかも、
と思うこともあったのですが
カウンセリングを受け続け、
とにかく実践、とにかく実践、
まさにトライアンドエラーのような感覚で
続けていました。
段々とカウンセリングで学んだことも
習慣化され、
過去の自分よりずっと成長したな、
と思える瞬間が増えてきました。
このころは友人から、
「ゆきみ最近変わったよね?」
と言われることも増えていました。
しばらくして、
夫の調子の良さそうな日々が続き、
娘と3人で過ごす時間もかなり増えてきたころ。
友人たちも招いてBBQをしてお酒を飲んでいましたら、
夫の口から・・・
「また一緒に住みたいと思うのは勝手かな」
と!!!
まさにわたしがずっと願っていた瞬間でした。
なんの疑いもなく、「もちろん」と返事をしました。泣泣
このような流れで再同居を叶えたわけですが、
約1年半の時間ですから、
相当辛い時もたくさんありました。
実践していることが、
関係修復のどこに繋がっているのかはわかりませんし、
いつ結果が出るのかもわかりません。
だから辛いのですが。
しかし、
可能性を少しでも大きくしていく、
【あなたが】やれるか、どうか。です。
前半でもお伝えしましたが、
できることはまだまだたくさんあります。
わたしにお手伝いできることがあれば
いつでもご連絡くださいませ🍀
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