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息子の療育先の変更とかOTとか集団参加とか

SNSにも書いた通り、先日息子は運動療育を辞めて作業療法士(OT)のいる児童発達支援事業所に通い始めました。

新しく契約したOT在籍の事業所は空き枠がなくて、月1回程度しか通えてないのですが、今回はその話です。


【OTのいる療育を探したきっかけ】

先述の通り、運動療育には息子が年少の頃から1年間通ったんですが、運動療育では息子の能力はあまり伸びませんでした。
尚且つ年齢と共に感覚過敏傾向が強くなってきた5歳の息子。
これは運動療育じゃなくて、感覚統合に詳しいOTのいる療育に通った方が良いのでは?と前々から思ってました。

でも我が家からOTが在籍している事業所はめっっっちゃ遠い。
とはいえ、就学まで我が子の不器用さや過敏さに目を瞑るわけにもいかないので、年中の夏に重い腰を上げてOTのいる事業所と契約することにしました。

【感覚過敏検査】

聴覚の過敏って大きな音に耳を塞ぐみたいなイメージだったんですが、息子は全く塞がないです。
ただ、とても耳が良い。

耳が良いはずなのに指示を聞き逃す傾向があって、前々から「おや?」とは思っていました。

息子についてそこら辺の大まかな傾向を調べるために新たに契約したOTが在籍している事業所で感覚過敏検査を受けたのですが、息子は聴覚以外も過敏傾向にあるようでした。
検査結果が

・前庭感覚→低反応
・触覚→
過敏
・固有覚→
過敏に近いもののギリギリ平均値
・聴覚→
過敏
・視覚→
過敏
嗅覚→平均値
・味覚→
平均値

と、味覚と嗅覚以外はほぼ過敏です。
感覚統合の本に出てくるピラミッドの土台が不安定な状態。
息子は感覚処理に大きな問題がありそうです。

【感覚過敏と集団参加の困難さ】

で、ここから予測できる息子の困難さを大まかにまとめてみました↓
(※私は専門家ではないので詳しく気になる方は専門家に聞くか、感覚統合の本を参考にしてください)

・聴覚過敏傾向→人がたくさんいたり雑音が多い空間では多くの音を拾ってしまうので支持が聞き取れない。

・視覚過敏傾向→人が多い場所など視覚刺激が多い場所にいると疲れる。

・触覚過敏傾向→物や人に触れること、あるいは触られるのを避ける。

上記の3つはうちの子の傾向をまとめた物ですが、これらが合わさるとやはり集団に参加するのが困難になってくるんだろうなと感じます。
大人数いる教室って聴覚&視覚の過敏のある子にとっては常にザワザワして居心地悪いですからね。
環境的にみんなと同じことをするのが難しくなる。

あと、療育ではできるけど園ではできないみたいなことがあるのもその場にいる人数に影響されてのことなのかな?

聴覚や視覚の過敏両方ある息子、運動会みたいな行事がしんどそう。
視覚的に人多いし、マイクの音やBGMもあるし。

かなり過敏なタイプのお子さんだとお友達に他害をしたり言葉で攻撃をすることに繋がる場合もあるようですが、うちの息子の場合は同年代の子を避けまくります。

息子は他の子に触られたりパーソナルスペースに入られたりが嫌なので、園の自由遊びもお友達の輪には入らず、部屋の端っこで一人で遊んでます。
なので同年代の子とのやり取りの経験が全く積み上がってない状態。

これから感覚統合で少しでも感覚の整理ができるようになったら良いなと思います。


富山作業療法士協会の感覚に関するpdf↓
https://toyama-ot.org/ht/hattatubukai.pdf


感覚統合についておすすめの参考書籍↓


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