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kohrogi
鎮魂句
鎮魂句に順位なんてあるのか。
選をすることなんてできるのか。
祈りの句を願いの句を誰に評価してもらいたいのか。
なあ、違うだろう。
何がわかる。
あからさまにワードを出して露骨にして
自己満足だよ。
それは鎮魂句じゃない。
来月のとあるラジオ。
毎回選者イチオシ句が選ばれる。
しかしその回だけは句を紹介するのみだ。
鎮魂句は評価の対象ではないから。
百歩譲ってもそういうものだろ?
みなで忘れぬよう(本当は自分自身だけでいい)
心に刻むためだろ。
飛びつくように句に取り入れて、ましてそれを評価のある場所に投句して
それを振るいにかけて発表して何になろう。
そうしている人たちにも思いがあるように
それを目にした誰かがさまざまな思いに苛まれることにも気づいてほしい。
寄り添うなんてそんな簡単じゃないから。