マンガ大賞をブルーピリオドが受賞!
ブルーピリオドがマンガ大賞を受賞!
ブルーピリオドが2020年のマンガ大賞を受賞!マンガ大賞を知らない方にサクッと説明すると、客観的にその年一番面白い漫画を評価した賞のようなもの。
本屋大賞と並んで注目を集めるマンガ大賞の1位に輝いたマンガのタイトルがブルーピリオドなんです。
美術に全く興味がなかった高校生の青年が、美術に出会い、惹かれ、東京藝術大学の受験を目指していきます。受験マンガ、美術マンガ、青春マンガ、様々な顔を持つのが個人的なブルーピリオドの魅力です。
読む人によって異なる立ち位置で読めるブルーピリオド。私は写真のセリフに胸を射抜かれました。
「好きなことは趣味」と思ったことがあるからです。音楽、美術、グルメ、将棋など、好きなことがたくさんある私ですが、その可能性を自分で狭めていた事に気付かされました。
しびれるセリフがいっぱいのブルーピリオド
写真のセリフは、大人になった自分にはガツンと響きました。人生のウエイトを何に置くかは自由だということを改めて感じられます。
確かに、私の周りでもライブ好きな友人、アイドル好きな友人、スポーツ好きな友人、本当に好きなものがある人は、仕事や日常で辛いことがあっても最終的に立ち直り、前を向いている気がします。
私自身、好きなことが本当に多いので、凹んでいる暇がないことに気付かされます。好きなものが一つだろうと、いくつもあろうと、それに比重を置いて生きることは、どんな人にとっても大切なのだと感じるセリフです。
セリフに力がある漫画には引き込まれる
ブルーピリオドに限らず、ストーリーだけでなくセリフに力がある作品にはグッと引き込まれます。
よく私は母にマンガを勧めますが、それは、マンガは子供が読むものという価値観を取っ払ってほしいからです。
マンガを普段手に取らない方でも、手に取るきっかけになり得るマンガ大賞。マンガ好きな著者も納得の作品ばかりなので、ぜひブルーピリオドを含め、作品を手に取って見てください。