オッサンのブログ10 オッサンの気づき 第10話 DIYに気づいた! について
元記事はこちらです。
DIYは Do It Yourself のことで、「自分でやる」という意味です。なので、棚を自作するのはDIYですし、手芸もDIYですし、お菓子づくりもDIYです。でも、それだけじゃなくて、「コテで巻き髪をつくる」もパーマを自作するというDIYですし、「初めて行った土地でカーナビの調子が悪くなったうえにスマホのバッテリーも切れててしょうがないから紙の地図を駆使して目的地に着いた」も道案内を自分でやったというDIYです。つまり、何かを作るだけがDIYじゃなくて、Do It Yourselfの通り「自分でやる」全般がDIYなのです。そしてそれは自分らしさを誇れる、自己肯定感につながります。
自己肯定感という言葉はここ5~10年くらいですっかりおなじみになりました。でも、私みたいなおじさん世代の若い頃は、そういう言葉も概念もあまり世の中にはありませんでした。今よりも自己肯定感が高い人の割合が多かったからです。現在、おじさんを迷惑だなーと感じる若い人は多いと思います。おじさんは自己肯定感が高いことが多いから、ずうずうしかったり、若い女の子にワンチャン目的のセクハラをしてしまう人も多いです。逆に考えれば、今の若い人が大人になっても、そういうおじさん的なことはしない気がします。そういうことをする自己を肯定しづらいからです。(もちろんこれは、率の話です。自己肯定感の低いおじさんもいっぱいいますし、自己肯定感の高い若い人もいっぱいいます。)
自己肯定感の本質は、「ダメな自分でもOK感」です。以前、このような漫画も描きました。
なぜおじさんに自己肯定感が高い人が多いかというと、不便な時代だったからだと私は思っています。スマホもネットもなかったので、自分でやることが多かったのです。そして人間は完璧じゃないから、そんなに完璧には達成できません。でもそのいまいちな達成でも「まあこれでよし」と思うクセがついていたのです。すると「ダメな自分でもOK感」が芽生えます。
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