フィンランド版スタバ!?世界一のコーヒー大国発「Robert's Coffee(ロバーツコーヒー)」に行ってきました!
あなたにとっての「Starbucks」こと、“スタバ”ってどんな場所ですか?
スタバがまさに“サードプレイス”って人もいれば、一種の“目的地”や“観光地”って人もいる。
後者の場合、美しいロケーションにある店舗はもちろん、ワタクシのような田舎者からしたら、一般的なタイプの店舗でもスタバは“目的地”であり、そこでの体験を楽しむために足を伸ばして行く場所ともいえる。
そんなファンの支持を仰ぐ国民的コーヒーチェーンは、国や地域によっても違うはず!そこはどんな雰囲気で、どんな場所なんだろう?
てことで、フィンランドにて国民的人気を誇る「Robert's Coffee(ロバーツコーヒー)」が気になる!ヘルシンキの店舗でコーヒータイムしてきました!
絶妙な酸味のコーヒーは、ホットでもアイスでも、ミルクを入れてもナイスな味!
というわけで、以下その模様をお伝えします。
「Robert's Coffee」でコーヒーブレイク!
やってきました「Robert’s Coffee(ロバーツコーヒー)」!こちらのユニークなデザインの店舗は、ヘルシンキ中心街のJugend店。アールヌーヴォーの建築物を改装してできた最大規模の店内は、wifiもあって天井も高くいい感じ!
1987年にヘルシンキで誕生した同コーヒーチェーンは、フィンランド国内48店舗を構え、北欧の都市を中心に展開しています。
フィンランド人といえば、2016年にはコーヒーの年間消費量が世界1位ってくらいコーヒー好きだし、彼らからの人気が根強いってのはポイントが高い……!
ショーケースにはボリューム感のあるサンドイッチやケーキなどのスイーツ、
ミニサイズでも具だくさんのピザやハンバーガーみたいなものや、
本格派のジェラートまで揃っています!
ランチタイムにはおかずやスープがビュッフェ形式でいただけるので、観光客ってよりもオフィスワーカーや地元の買い物客で賑わっていました!
確かに物価の高いヘルシンキのランチで12.96(約1,559円)は安い……!
でもやっぱりコーヒーが飲みたいので、ホットの「カフェラテ」(3.90ユーロ:約470円)をいただくことに!ラテアートがいい感じ〜!
表面張力ですか!?と言わんばかりの量たっぷりサイズ!温かいうちにいただきます!
……う、うまい!!おいしすぎて2、3口無心で飲んじゃいました!
浅煎りだけど酸味がありつつもキツくないので、酸味が強いコーヒーがそんなに得意でないワタクシでも気にならない……いや、むしろ好きでした!
一日に何杯もコーヒーを飲むフィンランドでは、さらりと飲める浅煎りのコーヒーやカフェラテを飲むのが主流だとか。
カフェラテのミルクも日本のものより口当たりまろやかで後味はフランスのものよりさっぱりしているなー!おいしい!
後日、ヘルシンキ中心街にある別の店舗で「アイスカフェラテ」(4.30ユーロ:約518円)も飲みました!
アイスにするとまた味も違って、よりコーヒー自体の苦味を感じつつ、酸味は抑えめ。よくホットよりアイスの方が酸味を感じやすいって言うけれど、少し中煎りか深煎りのコーヒー豆なのかな?
ひと口目から終始すっきりしてるので、暖かい室内でサッと飲みたい味!夏場の天気の良い日に外で飲んでもいいなー!
という感じで、ごちそうさまでしたー!ホットもアイスもイケてるコーヒー(正確にはカフェラテ笑)がある「Robert's Coffee」。
フィンランド人って日本人とパーソナルスペースの取り方や控えめさが似ていると言われており、コーヒーブレイクの習慣が人との交流の機会なんですって!
きっと、コーヒーそのものが好きという理由だけでなく、コーヒーを媒介役として人と繋がりたいという理由から、世界屈指の消費量なのかも。
「Robert's Coffee」もスタバの店舗も、決して「物を売る場所」ではなく、「交流の場」であったり、お店のブランドのもつ「世界観を体感する場所」だなーと感じました!
さて、あなたにとってのスタバ、または“スタバ”的カフェってどんな場所ですか?
「Robert's Coffee Jugend」
住所: Pohjoisesplanadi 19, 00100 Helsinki, Finland
営業時間:【平日】9:00~21:00【土】10:00~19:00【日】10:00~18:00
定休日:なし
URL:「Robert's Coffee」公式サイト
※2019年10月の旅での情報です。