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受け止めるではなく、受け入れる。Vo.33

何事も受け取ってしまい、キャパオーバーになり、苦しいのだけどどうしたらいいのか分からない。そうなったとき、大抵涙腺のダムは決壊しております。今日は、散髪をしに行って、眉毛サロンに行っただけなのに、目からツゥーと水が流れていたり、心と思考がぐちゃぐちゃになって、金田一耕助や津田篤弘なみに頭を搔きむしっていました。

今のままでいいのかな?頭に浮かぶスローガン

今年の初めてに、私は「迷い」ということが理由で、恋人と別れました。1年半ぐらいの交際期間で、本当に自分のことを大切にしてくれる良きパートナーでした。なのに、別れてしまった。
・結婚する相手として、この人でいいのかな。
・今の仕事で迷っているのに、この人に迷惑をかけたくない。
・目移りしてしまう自分がいるのに、このままでいいのかな?
・現状の自分に不満がある、今のままでいいのかな?

自分の心にある言葉をそのまま話として、美容師さんに伝えたときに、どういうこと?って疑問を持たれてしまった。どの理由もなんとかなったんじゃないかって言われてしまって、自分もそれに対してどういえばいいのか分からなくなってしまった。
「迷い」という言葉を使えば、分からなくなったんだなと伝わるけど、でもそれは自分個人の話であって、理解してもらえることではない。伝わらないけど、それが私にとっての理由なのだ。

今もまだ「迷って」いる。生き方なのかもしれないし、働き方なのかもしれない。

結局のところ、進んでいない日々を過ごしていることに嫌気が指してしまっているけど、君は恵まれた環境で育ち、明日死ぬ心配もない現状を送っているのに、なににそんな迷ったり、泣いたりすることがあるのだ?
そう言われると、ないものねだりしていることが分かる。客観的に見れば、「生きるための行為」で必要な食事、睡眠、健康な身体など、一定水準をクリアしている。
だけど、涙がこぼれてしまうほどに、自分は自分に追い込まれている。

相手からは、好意を寄せられていない。その現実。

「ツライだろうが、相手は君に対して好意はないよ。」
遊びに誘っても連絡が2か月と返ってこない。そんな話を相談したときに、伝えられた言葉だ。薄々は分かっていたことだったけども、人から言われると現実はそうであることを気づかされる。

自分に不都合な事実や不満は受け入れ難い。相手に彼氏ができたとか、君には似合ってないよとか、君は才能がないよとか自分の理想や希望との間に乖離があることを受け入れようとしない。
今日は、2つの受け入れ難い事実を他人から告げられた。
涙を流し、そしてグルグルと頭の中で思考が巡った。疲れた。
苦しいし、逃げたいと思う。

だけど、この事実は受け入れたい。それが事実であり、現実なのだから。
しかも、他人が気づかせてくれたことだから。

男としての余裕もなければ、力量もない。心強さもなければ、受け流すこともできない。他者を見て、ああなりたいといって髪型を同じにしてもらおうとしても、同じようにカッコよくはなれない。
マイナスなように聞こえるかもしれないけど、私はこれらの事柄を肯定的に考えようとしている。

できないことを受け入れる、ここからの人生ではどんどんと現実を知って、諦めてしまわないといけないことが増えていくのだろう。

でも、できないことをできないと泣いていても、できるようにはならない。
できることをできるように考えて、行動をする。それを受け入れること。

受け止めようとせずに、受け入れる器を少しずつでも広く、深くしていこう。ちょっとずつでも、受け入れ態勢を確保してみよう。

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