やっぱり夢中になるんじゃなかった
ここ何年か、夢中になって推し始めた半年後くらいに、推しが(元推しも含めて)揃いも揃って週刊誌にすっぱ抜かれたり、撮られたり、結婚してる。
もう、私の好きになるポイントが、結婚とか順調な恋愛をしてるからこそ出るオーラに反応してるとしか思えない。
マジで不幸せなキャッチ能力。
私は、推しが恋愛しても結婚しても良い(良いと言うのも何様な表現だけど)けど、やっぱりいろいろと納得したい。
リアコ売りしてたり、アイドルだったら、普段の活動で特定の女性を感じさせるような発言や行動はしてほしくないし、最終的に結婚するまで隠し通してほしいし、相手には健全な出会いで健全に見える組み合わせで、お祝いされるタイミングをちゃんと選んで欲しい。
週刊誌を利用して情報操作するのも嫌だ。
ファンのわがままだけれども。
何回も同じようなことを喰らってたから、適齢期の人とか、自分の中で警告音が鳴る人は好きにならないようにしてたり、新しい推しができても、夢中にならないようなんとなく気をつけていたつもり。
そんな感じで慎重になってたから、好きの気持ちが溢れそうになっても、夢中にならないようにブレーキを何ヶ月もかけ続けてた。
でもあまりに魅力的過ぎて、眩しくて、とうとうブレーキが壊れてしまった感覚があった。
もう全力で推してもきっと楽しいことばかり、悲しいことは起きないだろうって。
きっと今回は大丈夫。なんたって若い。いわゆる適齢期まではまだだいぶ猶予がある。
そして、グループにとって大事な時期。
このタイミングでそんな変化が起こるわけがない。
彼にとって、唯一無二の存在の、彼の立場も危うくなる。
彼を苦しめるようなことをするわけがないから大丈夫、と思っていた。
でも…。
今回のことで、2個、避けるべきアラームが鳴ってたところを見ないようにしてたことを思い出した。
だからずっと本気にならないように気をつけてたのに。
あまりに好きが勝ってしまったのだ。
特に懸念してた1つが、この人、きっと恋愛体質だろうなぁって。
自分も恋愛体質気味だから分かる。
厄介だ。恋愛体質の人はずっと恋愛体質だから。
染みついた価値観だから。
きっと変わらないから。
何年も推し活をしていると、独特の嗅覚が育つ。
まぁ誰しも好きな人に対しては良くも悪くも嗅覚が鋭くなると思うけど。
素敵だなぁと思いながらも、発言の裏にいる存在を察知してしまったり、こういう色気は恋愛体質ゆえだろうなぁとか、恋愛してるからこそ滲み出るものだろうなぁとか。
いろんなことを答え合わせしちゃう。想像しちゃう。
イメージが浮かび過ぎるくらい浮かんで辛くなる。
でも事実はどうでもいい。
とにかくスキャンダルが出ないことを祈った。
知らぬが花だから。
知らなければ何事もなく推していけるから。
そもそも、推しとどうにかなりたいなんて思ってないし、誰しもプライベートの幸せを大事にする権利がある。
表舞台で見せてくれる、その才能とか表現力とかファンに対する愛情とか。
それだけを全力で受け止めていれば良い。
プライベートは関係ない。
と、頭では分かってる。
でも…
すぐには、完全には、
元には戻れないんだよ。
純粋にすべてを愛していたあの気持ちには。
もっと隠し通してくれれば良かったのに。
騙し続けてくれれば良かったのに。
彼女がいないわけないのは分かってるんだから、バカなフリして表だけを見て、こちらもまっすぐあなたを見ている。応援してる。
すべては惚れた弱みだけど。
今現在、本人からの言葉はなく(ずっと無いかも)嘘か本当か分からないことにこんなに振り回されて、決めつけるようなことを書く私はひどいファンだと思う。
でも、事実か分からなくても、これだけいろいろ情報が溢れ出てくる時代、落ち込むには十分過ぎる。
本当に、あまりに与えられてた幸せからの落差がすごくて、どこかにこの思いをぶつけたかった。
周りの人にはこんなに夢中になっていることを知られたくなくて言ってなかったから、愚痴ることもできないし、とは言っても、愚痴れないと思う。
言葉に出したら泣いてしまいそうな気がする。
リモートワークがたまたま続くタイミングで良かった。
このことを雑談的な感じで振られたら、まだ泣いてしまいそうな気がする。
そのニュースを見てしまった日は仕事が手に付かなかったし、食欲がわかなくなってしまった(今も)
もし事実と異なるのなら、早く否定して安心させて欲しい。
このnoteを、事実じゃなかったじゃん。あー私って思い込み激しい、本当ダメなファンじゃんって思いながら非公開にする日が来て欲しい。
せめてあと数年。
もう、あなたも結婚しちゃうかもしれない…と、覚悟を決められる年齢になるまでは、全力で騙しててよ。
あなたが放つ、才能や表現力だけに、一蓮托生の相棒との絆だけに溺れさせててよ。