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【子育て】挑戦を笑うヤツは無視だ。

みなさんこんにちは。
急に私がnoteを書くということは、

その理由はただ一つ…
そう、それは…

確定申告から目を背けるためです。
えーと、たった今パソコンを開き、会計ソフトを起動したんですが、そっとパソコンを閉じました。

〆切はもう少し先、まだ大丈夫だ。
自分を信じろ。オレならやれる。
ジーザス。


そんなわけで、
みなさんこんにちは。
お久しぶりです。



次男が先日、私にこんな事を言いました。


次男
『ママ、オレは毎日遊びたい。
学校終わってから、友達と毎日遊びたいんだ。』


???




キミは金曜日のサッカー以外は
毎日ランドセルを玄関にぶん投げ、家に入らずそのまま遊びに行っている様に見えるんだが?月に1度の陸上クラブも行ったり行かなかったり…いやいやほぼ行ってないんだが。

次男
『ママ、サッカー行きたくない。
習い事じゃなくて、放課後友達とみんなで公園とか学校でサッカーがしたい。友達ともっといっぱい遊びたい。』



ほほう。実に面白い。

byゆきママ心の呟き


次男が入院中、退院したら何がしたい?という私の問いに
『モカ🐶と一緒に寝たい。あと、友達といっぱい遊びたい』
と言っていた。


サッカースクールのコーチには、とんでもなくお世話になったので、辞めるのは少し心苦しい気もするけど、いっぱい遊びたいので辞めます。と言ったら、コーチはよくここまで回復したな!と笑ってくれるだろうか。


次男の足の速さに目をつけた大人達が、鼻息荒く勧誘してくれた陸上クラブ。
絶対に埼玉県の強化選手になれるから!
と、そんな大人達を他所に、次男は練習のつまらなさに飽き飽きしていた。

これまたキッパリ辞めることにしよう。
鼻息荒かったあの大人達、なんかすまん。
10年後箱根駅伝で会いましょう。知らんけど。


そんな訳で次男の望む通り、彼はランドセルを玄関にぶん投げ公園に遊びに行く毎日を手に入れた。雨の日も風の日も、家族の予定が無ければ休みの日も。靴を買い替えても買い替えても直ぐに穴を開けて帰ってくる。
だって、それだけ外で遊んでいる時間が長いからから。直ぐに穴が開いてしまう次男のスニーカーを見ると、靴よ…すまん。と思いながらも嬉しくなる。



次男は、本や図鑑は一切読まない。
あっ、たまにドラゴンボールの漫画は読んでいる。マンガを本にカウントしていいのか、母親は一生悩むのだろう。知らんけど。


次男は図鑑を読んでいないが、
トンボが肉食である事を知っている。
トカゲの産卵期を把握している。
トカゲは何時ごろが一番捕まえやすいかを知っている。
蝶は種類によって飛行高さが違う事を知っている。
セミが穴から地上に出てきて、木まで歩き登り動かなくなり、それから何時間後に飛び立つかを知っている。
アメリカザリガニは外来種で増えすぎてはいけない。増えすぎるとそれは日本ザリガニの生命の危機だという事を知っている(これは川で遊んでいる時、近くにいた釣り人にでも教えてもらったのだろう)

他にも虫や鳥や植物の知識が彼の脳内には膨大に入っていて。

だけど決して虫が好きな訳でもないし、
虫博士になりたいなんて微塵も思っていない。

彼は自然の中にいる時間が長いから、
これらは当たり前の情報なのだろう。

全てが遊びの一部で、
全ては遊びから学んでいるのだろう。


とある金曜日、
珍しく次男が下校し帰宅したその足で家の中に入って来た。(日本語変w)


次男
『ママー!オレがみんなで遊ぶ計画を立てたの!クラス全員に声を掛けてみた!明日の土曜日、13時に学校集合だ!何して遊ぼうかな〜みんな来てくれるかな〜!』

珍しく聞いて聞いてと目をキラキラさせて帰宅した次男。でもみんな集まるかなーと少し不安そうにも見えた。


普段、次男は特定の友達としか遊ばないし、決してリーダーっぽくはない性格。

勇気を出して行動したんだな…と私には分かる。



『すごい!企画して勇気を出してお友達を誘うってもの凄いパワーがいるんだよ。よく頑張った!次男の挑戦!最高だ!』


次男
『でもね、時間が微妙だろ?とか場所がつまらなそうだから無理!とか自分だったら◯◯公園にするけどね。と言ってきた人もいてさ…みんな来るかな〜。』



『はぁ???うるせー!そんなヤツの意見は無視だ!無視しろ!!勇気を出して挑戦した次男をリスペクトせずガタガタ文句だけ言うヤツは、無視しろ!挑戦してもいないのに、自分だったら◯◯するのに。とか言うヤツ程信用できねーんだよな!くそが!!あぁ?!やってやんよ。そいつらまとめて出てこい!こらぁぁ!!挑戦を笑うな!挑戦を否定するな!クソがぁ!』


#うるさい
#誰か通報して下さい
#この女が一番信用できません


そして当日、みんな来るかなーと次男の心配を他所に、約束の10分前に我が家のチャイムが鳴った。

『次男、学校まで一緒に行こー!』

玄関を開けると、そこにはたくさんのお友達が迎えに来てくれていた。

次男の表情も一気に明るくなり
元気いっぱい家を出た。


『みんな、車に気をつけてねー!飛び出すなよー!!行ってらっしゃい!!楽しんでおいでー!!!』


小さくなっていく自転車集団の小学生の背中に、大きな声で泣きながら手を振ったのはここだけの話。



帰宅後、

『ママー!クラスのほとんどの子が来てくれたよ!』

泥だらけのにっこり笑顔の次男に、良かったね。頑張ったね。

バレないようにこっそりと泣いたのはここだけの話。


#おしまい




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