
[Infinity Ventures Summit 2020]バリュエーションの現在 -with コロナ時代の値付けとは
Infinity Ventures Summit 2020に参加しました。
一日目のセッション。「バリュエーションの現在 -with コロナ時代の値付けとは」のサマリをかんたんにまとめましたので、よろしければ。
コロナでバリュエーションに影響は無い。起業家が希薄化を畏れずキャッシュを確保していきたいというニーズによって、調達金額は増えている。
— 川崎裕一 / マネタイズおじさん (@yukawasa) July 30, 2020
需給バランスだけでいえば、レイターの方が投資しやすいのではないか。シードは混み合ってきている。
(天野さん @yusuke_amano , Strive ) #IVS2020
VCは資金潤沢。新規ファンドレイズも困っていない。株式市場も堅調であり、DX系企業の株価は高い。
— 川崎裕一 / マネタイズおじさん (@yukawasa) July 30, 2020
ただし、銀行がコロナ関連融資しており、広い意味では、リスクアセットが増えている。リスクマネーが、今後VCに回ってこない可能性はあるかもしれない。
(西條さん @s_saijo,XTech) #IVS2020
バリュエーション5億円程度の案件には影響ない。10億円程度はシビアで、見送りも増えている。
— 川崎裕一 / マネタイズおじさん (@yukawasa) July 30, 2020
スタートアップはコロナ関連融資や補助金で数ヶ月しのいで、ラウンドを先延ばしにしている。
With/Afterコロナにおいて、ライブエンタメ、イーコマースは注目領域。
(西條さん @s_saijo,XTech) #IVS2020
株価が乱高下しており、経営者も短期的に見るのか、長期で新しい事業計画をたてないといけないのかで混乱気味。
— 川崎裕一 / マネタイズおじさん (@yukawasa) July 30, 2020
企業価値判定のマルチプルがうまくいかない。類似企業だそうにも、赤字企業が増えすぎて、マルチプルの対象にならない。
(野口さん @mahito7788, プルータス) #IVS2020
生き残りバイアスでリスク・プレミアム7%-8%から6%に変化して、株価が高止まり。リスク許容度が高いようにみえる。
— 川崎裕一 / マネタイズおじさん (@yukawasa) July 30, 2020
企業価値算定においては未公開株は影響うけてない。上場企業は大きく影響受けている。
上場後の流動性が低く、βが正しさに課題。
(野口さん @mahito7788, プルータス) #IVS2020
SaaSは企業価値算定の型がわかりやすいので、投資もしやすい。一方、型化ができると、操作であげることもできてしまうかもしれない。
— 川崎裕一 / マネタイズおじさん (@yukawasa) July 30, 2020
(大野さん@opikaru,サイバーセキュリティクラウド) #IVS2020