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「嫉妬」の反対は「諦め」かもしれない

久しぶりの重たい空。今日からしばらく雨の予報が続くようです。

昨日、本を読みながら、嫉妬について考えていたんだけど、そういえばわたしはあんまり他人に嫉妬しないな、と思いました。

いいなあ。素敵だなあ。

と思うことは沢山あるけど、嫉妬かと云われると何だか違うんです。それほどネガティブな感情ではなさそう。

本当は嫉妬してるのに、自分で自分を欺いているのかな?と自問することもあるけど、やっぱり違う気がします。

恋愛の経験値も低いけど、片想いの相手が幸せになっていたら嫉妬するかと訊かれたら、それは明確にNOです。絶対に幸せになっていて欲しいですもん。

お金持ちが羨ましいかと云われたら、まあ羨ましいです。ウチは裕福ではないから。でもお金が増えたら別の面倒も増えるだろうから、それも何だかなと思うわけで、結局生きていけるからまあいいや、となります。

地位や名声がある人も羨ましいけど、それはご本人の頑張りがあってのことだから。
私、頑張るの苦手だから、仕方ないと思うんです。てゆか、むしろ地位や名誉より、頑張らなくていい人生の方が好きかもしれない。


もちろん、それがいいことだとは思ってないです。問題意識はあります。


お恥ずかしい話、人生において、悔しさをバネにして頑張る、的なこと、今までなかった気がします。
そもそも生きる力が希薄というか、私の場合ガツガツしていないんじゃなくて、ガツガツできない人だったというのが正しい。

若い頃から、人との温度差に戸惑うことが多かったんですよね。

周りが熱くなればなるほど冷めてしまう。
穏やかだね、と云われるけど、本当はパワーがないだけなんです。

無駄な敵は作らないかわりに、周りの人はもしかしたらイライラしてるのかもしれません。ちなみに夫氏はよくイライラしてます。笑

脳内に何かの物質が足りないのかもなーと真面目に思うこともあるくらい。実際何か足りないんでしょうね。

ネガティブな感情も、人にとって生きるための大切なエネルギーです。

わたしには色んなパワーが不足していて、人として大事なものが欠けた状態なのかもしれません。

こういうのって、誰かに言われてどうなるもんでもないですよね。湧き上がる何かだから。
「悔しさを持て」なんて叱られて持てるようになるわけもないのです。


ところで嫉妬の対義語って何だろう。

無関心、かな?

でも関心がないわけじゃないんです。どちらかというと諦めに近い感じかも。

そういや「諦めるな」ってよく云われたな。

嫉妬するかどうかは「諦めない」か「諦める」かの違いなのかもしれません。

嫉妬の反対は諦め

なんだか、すとんと胸におちました。


常にパワー不足で、すぐ諦めちゃう星人のわたしですが、なけなしのパワーを振り絞って、時々周囲をイラっとさせながら、それでも日々を暮らしてゆく所存です。

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