<コロンビア大スポーツ経営学修士課での学び>クッキーカッター型スタジアム
*本投稿記事は、過去別サイトに投稿したものをnoteに移管したものです。よって少し時系列が変になっている可能性があります事、お許しいただき度。
皆さんはCookie Cutter Stadiumという単語を聞いたことがありますでしょうか??
多くの人はないかと思います。
では、こちら何なのか、と言いますと、米国で60年代から70代にかけて流行した、アメフト・野球兼用のスタジアムの事。クッキーの型で同じ形のクッキーを何個も作れるのと同じ様に、米国では何個も似た様な形をした兼用スタジアムが建てられたことから、そういう名前が付けられた様です。
現在ではかなりその数は少なくなってしまいましたが(正確にはオークランド・レイダーズとオークランド・アスレチックスが使用するオークランド・コロシアムのみ)、時折NFLの試合を見ていて、あれ何で野球の線が見えるんだろう?と思うことはないでしょうか?
まさにそのスタジアムがCookie Cutter Stadiumです。
下の写真を見ればイメージ湧きますでしょうか?
こういったスタジアムは60年代後半頃から① 建設費用を一部負担する必要あるその自治体にとって経済的である事(2つの球場を兼ねる事ができるため)、②米国の経済成長を受けて"Sub-Urban化”(郊外への住居移転)が増え、車社会が加速化されたために、大きな駐車場を持つスタジアムが必要となったこと(都心では、その様なスペースが多くの場合なかった)、③野球・アメフトの両スポーツで兼用できる人工芝(アストロ・ターフ)が開発された事などを理由に、スタジアムの形として主流になりました。
では、なぜ最近になって、これらの形をしたスタジアムが見られなくなったのでしょうか?
こちら次回のブログで説明していきたいと思います。
(続く)
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