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われながら完璧を求めなくなった。

去年から頼まれていたオールイングリッシュのレクチャー(丸1時間)、市内の進学校の依頼でやってきた。
去年末あたりから、テレビに出たり、プロモーションビデオで英語コメントをしたり、何だか人前に出ることが増えた。
毎回、後々になって「ここ工夫すべきだったな」はあるにせよ、重い後悔などはしなくなった。悪い部分も含めて打点を冷静に考える。今日の英語レクチャーだったらおよそ70点くらい。
ひとつのタスクをチェック、よし終わった。自己採点いくら。はい。次。
こういう思考になってきている。こういう考え方になったのも、やっぱり人それぞれ観点が違って、評価なんて絶対的なものではない気がしてきているから。
あと、自分の特性もよくわかっている。直前にならないと動けない。切羽詰まらないと集中できない。その時の集中力でなんとかなる。でも頑張って8割。
仕事においては8割もやりすぎなくらいで、7割程度がちょうど良いのだ。
そして、7割やったら達成感と共にお酒を飲む。家で娘やら猫やらふわふわでもふもふのものに囲まれる。夫が作った美味しいものを食べる。
それが仕事と生活の正常なバランスなのだと思う。
考え方の変化がどこから出てきたのかはわからないけど、最近はそんな感じ。
年をとって人生が楽になるというやつかもしれない。

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