見出し画像

つくる楽しさを、お客さんと、職人さんとも分かちあいたい☺️

先日、代々木の「だしラボカフェ」でプロの大工さんといっしょに床貼り作業をして、感じたことがあります。

プロは丸ノコのような電動工具や、床材を「寄せる」工具など、見たこともない道具をたくさん使いこなしていました。

わたしがやっている手ノコの床敷きとはスピードと作業感覚がぜんぜん違いました。

ただ、手ノコだからこそ、体感が増して、作業そのものをより楽しめる、とも思いました。それに、ふつうの人はたくさんの道具を揃えられません。

仕上がりの精度と効率を求めるか、作業そのものの楽しさや体感を求めるのか・・

もちろん両方ですが、
わたしはかなり後者寄り(笑)

ここでちょっと、ヨーコさんちの床敷きをいっしょにやってくれた、建築士の山口さんの感想をご紹介します。

🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲

建築畑ではない人が、僕より多くの床を敷いている。

そしていつも楽しそうだし、どんどんその輪が広がっている。

いつもとは違う素材や施工方法も新鮮な体験。

こうしなきゃ、と思っていたのも案外固定観念だったな、という気づきなども。

○たいてい真っ赤なものや異質な荒々しさを醸すものは、裏方だったり腐朽しにくさを活かして痛みやすそうなところへ使うのだけど、100年杉の価値観としては逆で、赤身の超個性的なものを一等地へ。

赤身の持つ精油成分の効果を最優先にするよう。

○いつもは継ぎ目位置を合わせるためカットした端部は端材になりやすいところ、材自体が最初から90cmの長さで、端部で切った端材は次の列の最初に回すので材の無駄も少ない。

○プロの施工では床鳴りや暴れを防ぐために下地にタッカーどめやボンドも併用するところ、床には留め付けずサネを合わせて置いていくだけ。

○道具は手ノコやカンナなど、アナログなものだけしか使わない。手ノコでの縦挽きは、なかなかの作業(笑)
大変だけどなんか楽しい。

楽しんでいただけたようで
よかった!(笑)

○施工の現場ではいろいろな意味でタブーでもある裸足になったり。怪我しないかとヒヤヒヤするけど、作業中から足裏が気持ちよし。

○終わったあとには、カンナ屑を煮出した杉茶とともに、山梨土産のブドウで今後の展望を話合ったり。

杉のカンナ屑を煮出した杉茶と
山梨のぶどうでティータイム💓


帰り道では発酵カフェで一献。

一部が全部、
五感で味わい尽くす時間。

シンプルに、よかったです。

🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲🌲

とてもありがたい感想でした☺️

百年杉の赤身が濃いヤバいやつを真ん中に持ってきてパワースポットにしよう✨

・・とか、「定石」を知らずにやってました(笑)

パワースポットをつくって
百年杉を味わい尽くす💓


山口さんの感想を読んで、

わたしは
自分がやって
楽しい!気持ちいい!
と感じたことを
純粋に分かちあいたくて、
これまでやってきたのだ。

と気づきました。

そして、

五感で味わい尽くす💓

という表現が、わたしの性癖(笑)を言い当ててくれています。

それをプロが肯定的にみてくれたことが嬉しかったです。


でもいっぽうで、できることを増やしたい、施工の真っ当なノウハウも学びたい、と思いました。

だって、職人さんはカッコいいし、
いろいろできるようになりた〜い!!

状況に応じて幅広く対応できるようになりたいし、必要に応じてプロにも相談して対応していきたい。

それは、自分がやっていることの良さを見直すことにもなるはず!

そんな欲が湧いてきました✨


根っこにあるのは、

誰でもやっていいんだよ、と、誰もが楽しみながら“巣づくり”の主体性を発揮できるようにしたい。

そして、

つくる楽しさを、お客さんとも、職人さんとも分かちあえたらいいな☺️

いいなと思ったら応援しよう!