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仲間が広がる協働の現場をつくる

あらためて、
なんども、
理想を語ることから!
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私はこれまで6年間、お施主さんといっしょに杉を敷いてきました。

それはとてもよいと思っているし、ずっと続けます。

でも、先日、ヨーコさんちの床敷きに建築士の山口さんが参加してくれて、壁のシミ対策のアドバイスや、窓枠の修繕をしてくれました。

 こないだの代々木の「だしラボcafé」では、大工さんの床貼り作業を手伝わせてもらって、カフェにふさわしい”まったく動かない杉床”ができました。
(それが「ふつう」なんですが笑)

できることが増えて、プロの力を借りれば、いろんな「こうしたい」に応えられる、と思いました。

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ところで私は若いころ、素人仲間で演劇をやっていました。

そのときプロの役者さんが“伴走”してくれて、とても楽しかったんです。

みんな表現することでどんどん元気になっていきました。そして、舞台でお客さんが楽しめるレベルに引きあげてくれました。

演劇はプロの中だけでぐるぐる回るものじゃなく、本来は誰にでも開かれていて、誰もが表現することで元気になる。

そして、なによりも、自信が生まれる。

天才なんてそのへんにゴロゴロ転がっている。

そんな思いがわたしの中に根づいています。

ほんとうに素敵なプロの表現者が、そんな目線でかかわってくれて、みんなが憧れたんです。

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家をつくる、空間をつくるというプロセスも、それと同じように豊かなものにできないでしょうか?

そんな協働の現場をつくりたいんです。

技術、早さ、道具の違い・・
プロの職人さんと私とでは、較べようがありません。

でも、素人は職人さんにお金を払ってつくってもらうだけ?

職人さんは素人といつに作業するのは楽しくない?

職人さんってすごいし、わたしは職人さんからたくさん学びたい。

つくる楽しさを味わいたい。

私はお客さんといっしょに、杉を敷いたり、棚や机をつくったり、米びつをつくるし、それはそれで素晴らしいけど、プロの職人さんが関われば、手が届かないところにも届くはず。

きっと、空き屋を改装してカフェや宿泊施設にすることもできるし、お庭をいきいきとさせることも、なんなら新築の家だって・・・

まずゴミ屋敷をなんとかしたいなら、助けてくれるおかたづけのプロだっています😆 

何かしたいという思いをもった人を、寄ってたかってサポートして、その作業自体がとてつもなく楽しくて、おのずとみんなが関わっていく・・・

そんなことがしてみたい。


現場を経験することで、素人は素人以上に、素人以上はプロに近づいていく。職人さんはみんなが慕う人気者になる✨
(その職人さんの仕事が増える❤️) 

「素人とプロのあいだ」の仲間が増えていく。

お施主さんがどこまでを自分たちでやり、どこまでを頼むかを作業しながら話しあって決めて、職人さんと”素人以上”には適正な対価を払う。

わたしは、素人が関わる垣根を下げて、そんな目線をもった職人さんを呼びこんで、依頼者といっしょに"ゆるく楽しい”現場をつくりたい。

そうすることで
依頼者の夢を叶えたい。

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ほんとうは、そんな大きな現場じゃなくていいんです。

今までどおり、1対1や3〜4人の現場や、2〜3人の米びつづくりも大好きです。

私ができることや、ちゃんとつながった人が増えれば、自ずとそういうことが起こるだろう、ということで、もしあればチャレンジだし、成長の機会なのだと思います。

大きな現場を頼みたい、と、思ってもらえるように、ひとつひとつやっていく。

ひとつひとつの現場が豊かであることが大事。それをずっとずっと続けることが喜びです。

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もうひとつ大事にしたいのは、日本の杉、ヒノキを適材適所で使うことです。

100年前から育てられたいのちがその空間に活かされれば、長い時間軸の循環の輪を結ぶことになります。

今生きている人だけじゃなく、すでに亡くなった森の人たちの営みと、長い年月をかけた太陽と土と水が育てた命とを、活かすことになります。

そこまでを意識したい。

もとより、シンプルに、木のパワーを活かさない手はありません!

なんたって百年杉という存在が助けてくれます。作業の楽しさと空間の心地よさを一気に引きあげてくれる!!☺

なんども言いますが、そういう空間づくりがしたいんです。

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自分の居場所、みんなの居場所を、そんなふうにつくっていきたい方がいたら、まずはその思いを聴かせてください。

いのちをかけて
楽しみながらなんとかします。


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