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【子連れ】ルワンダ出国でミイラ化しそうになった話【世界旅行】

ワールドスクール6か国目ルワンダを出て、7か国目エジプトに来ています!

ルワンダの出国はめっちゃ大変でした。
エジプトに暗くなる前の時間に到着したかったので、少し大変なのは覚悟しつつ、朝3時にルワンダを出発する便を取りました。

(初めて行く国では治安の状況や交通の勝手もよくわからないので、特に子どもたちと旅行しているため暗い時間に着く便はできるだけ避けています。

いくら事前にウェブサイトを読んだり動画を見ても、実際にその地で過ごしてみるまでは、治安とか現地の人の雰囲気とかはやっぱりよくわからないもんです。)

朝3時の出発なので、夜中の11時くらいに宿泊場所を出発してタクシーで空港に向かうため、その日は夕方6時くらいから子どもたちにも仮眠をとらせるようにしていました。
ただやはりいつもと違う時間帯に起きて移動するということで、大人も子どもも少しそわそわして、あまりよく休めず。結局私はほとんど寝ないまま空港に真夜中12時前に着きました。

そしたらなんと、「チェックインカウンターがまだ準備できてない」とやらで、空港の外で1時間近く待たされることに!
もうオンラインチェックインしてあったのに、それでももう一回カウンターに並ばないといけないからとにかくここで待ってろの一点張り。
椅子もまともにないのに、真夜中に空港の前での待ちぼうけ。
寒くなかったのだけが幸いでした。

そしてようやく午前1時近くになって空港に入れてもらえたんですが、今度はチェックイン作業が激遅!!!(エジプト航空だけど、チェックイン作業はルワンダ航空の社員がやる)

成田空港の外国人向け入管並みの遅さで、1人チェックインするのに20分以上。
ここでまた3―4人しか並んでないのに、1時間くらい立ちっぱなしで、子どもたちと待ちぼうけ。。。
こんな夜中に起こして連れまわしてごめんね。。。

他のお客さんからも、「なんでこんな夜中に子ども連れて飛行機乗るんだ」って思われてそうで肩身が狭い。

てかオンラインチェックインの意味はなんやったんや!
しかもチェックインの担当者がめっちゃぼけてて、私たち4人なのに3人だと思い込んでたり、子どもたちはケニアと日本の両方のパスポートがあるって言ってんのに全然理解しない。担当者変えて~!!って感じでした。

史上最遅レベルの係員で
思わず写真撮った。

ようやく午前2時くらいになって、ゲートに到着。
私達は必要最小限のものだけ持って手荷物のみでミニマリスト旅行をしているのですが、セキュリティーチェックで、眉毛用の刃渡り1センチくらいしかない小さいハサミと、なぜか巻き添えで毛抜きまで没収された!
眉毛だけじゃなくて髪切ったり袋空けたり裁縫したりするのにも使う大事なグッズなのに~!!

今までのどこの国際空港でも、この小さいハサミは没収されたことがなかったので、ショックでした。。

しかも毛抜きまで!
毛抜きでどうやって飛行機ハイジャックするねん!!笑

パイロットに、「いうことをきけ!さもないと眉毛全部抜くぞ!!」とか??😓

ルワンダ航空の人も多分細かい規則よくわかってないんだけど、ハサミを見つけたからついでに「たぶんこれもだめじゃね?」くらいのノリで毛抜きを没収したっぽい。
一応抗議してみたけどit is not allowed.って言われて、夜中だったしもう早く座りたかったので引き下がりました。

そんなこんなでやっとゲートに辿り着けたんだけど、今度はなんらかの理由で飛行機の出発が1時間以上遅れた。
ゲートの硬い椅子で気絶しながらまた待ちぼうけ。
結局朝4時半近くに出発し、機内でみんな爆睡。カイロのホテルについてからも爆睡しました。

ルワンダは前半いい思い出たくさんできて、キブ湖もめっちゃきれいで楽しかったけど、キブ湖から帰ってきてからの後半泊った民泊が最悪で、しかも最後の空港にきてこの扱い。

美しいキブ湖
ルワンダのスイスと言われているらしい。
「ルワンダのスイス」には行きたいけど、「スイスのルワンダ」って場所がもしあったらあまり行きたくないよなって思った


資源もない狭い国で、同じようにどん底から立ち上がったシンガポールを見本にして、リーダーが一生懸命ルワンダを発展させようとしてるけど、民度は全然ついて来れてない。
その点でまさにアフリカのシンガポールだな。いい意味でも悪い意味でも。と思いました。

大人2人ならいいんだけど子どもたち2人を連れていると、子どもたちが快適なように、お腹すかないように病気にならないように、移動手段や泊まる場所も大人だけの時に比べて気を使います。

いろいろ考えて前倒しで準備しても、不可抗力によるこんなトラブルは旅につきもの。
ケニアに住んでいるからある程度トラブルには慣れているといっても、外国で困ったことがあった場合は、言葉が通じないことも多いし、対処法も自分の住んでいる国とは違ってきます。

どこで自己主張をし、どこで引き下がるのか。

子どもたちもたくさんの状況に合わせて親である私たちが対処しているのをそばで見ていて、resilience(たくましさ)が育ってきてくれてるのでは、と思います。

目を覚ますと
外はピラミッドだった!


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