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おやじ天使退院の日第一発見者未遂事件その3
おやじ天使退院の日は忙しかった。
8:00
朝イチで粗大ゴミを出しに行く為,姉宅へ車を取りに行く。
姉の車に犬たちも乗せる。
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ゴミを出して、畑の様子を見に行く。
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娘が郵便局に行ってる間、隣の公園へ。
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娘も合流して犬たちと走ると言うも、
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そのうち雲行きが怪しくなり…。
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急な土砂降りで、身動き取れず、3人と2匹で大きな木の根元で雨宿りするも、
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雨はすぐやんだ。
10:00
姉宅に戻る。
服が濡れたので、貸してと言うと、準備してくれたのは、
①真っ赤なTシャツとグレーのジャージ
②グレーのランニングと赤い唐草風のパンツ
どちらも派手だ…。
究極の選択で①を選んだ。
派手派手パンツは娘に任せる。
11:00
病院へおやじ天使を迎えに行く。
8階病棟へ上がれと言う。
エレベーターを降りると、すでにおやじ天使は荷物をまとめてベンチで待っていた。
真っ赤なTシャツで登場した私にギョッとした顔をしていた。
退院手続きをして、近くの寿司系ファミレスへ行く。
病院食がいただけないことで有名だったといいつつ、おやじ天使はノンアルコールビールと寿司を食していた。
アルコール抜き宣言は守るつもりのようだ。
13:30
一旦家に帰って、コーヒーを飲んで昼寝でも・・・といったところで、ばあちゃんの訪問マッサージ事務所からメッセンジャーが入っていたことに気づく。
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え?なぜ昨日連絡くれない?
ちょっと待て・・・とLINEを確認すると、今朝ばばあずに送ったLINEに1名既読がついていない・・・。
家電話をかける。
出ない。
携帯電話をかける。
出ない。
心がざわつく・・・・。
通常、こういう時に姉には連絡しない。
心配性の姉は一気に具合が悪くなってしまうから・・・。
でも、既読者を確認したくて連絡する。
姉と、おばは既読したという・・・。
ばあちゃんがLINEを見てない!!!!
もうこれは行くしか無い・・・。
すでに昼寝をしている娘を起こす。
おやじ天使と三人で現場に向かう。
万が一のときは警察か・・・。
瀕死であれば救急車か・・・。
おやじ天使
「俺と入れ替えに入院か?」
心がざわざわして、姉ではないが気分がすぐれない。
せめてもの救いは、今回は3人いるということだ。
何かあっても3人いれば心強い・・・。
もうすぐ、ばあちゃんちにつくというところで、
「もう一度電話してみる・・・」
と、家電話にかける。
プルルル・・・・プルルル・・・・。
ガチャ。
「はい・・・」
「ばあちゃん?いるの?」
「いるわよ・・・」
「昨日マッサージのとき留守だったと連絡がさっききたのよ。それで、LINEに既読ついてないし、電話にも出ないから、今駆けつけたとこ!今から行くから!」
「あらそうなの?」
「よかったあ~」
…と娘。
私はといえば・・・。
「なんなん?どういうこと???」
と、安堵と共に腹立たしさがないまぜに・・・。
14:30
車を降りると、おやじ天使が後ろをついてくる。
ドアを開けると、顔を見るなりばあちゃんはおやじ天使に
「あらあ~帰ってきたのね~」
とりあえず、第一発見者は免れた。
もう、3回目だ。力が抜けた。
ばあちゃんは、
「電話は聞こえなかった。」
「LINEは見た」
と言い張る。
「今朝送った写真だよ?」
「え?それは見てないわ・・・。あらホントだ!」
今日は、姉宅に行くのに16時すぎにケーキを引き取ってから、ばあちゃんを迎えに行く予定だった。
ばあちゃん、お迎えが早まったことに不満顔だ。
15:20
ケーキやに予約したデコレーションケーキを取りに行き、明日の孫のデコレーションケーキを予約した。
16:00
ホームセンターへダンボール調達のため買い物に。
娘が飛騨土産に朴葉味噌を買ってきたので、材料をスーパーで入手。
ようやく、姉宅へ向かう。
17:00
姉宅へ到着。
姉宅で留守番をしていたもみじが、おやじ天使の帰りに歓声を上げて喜んで抱きついていた。
「こんなに喜んでもらえるなんて思わなかった」
と喜んでいた。
一方、姉とおばは、ばあちゃんにアレヤコレヤと苦言を呈す。
ばあちゃんはその都度
「いや、お休みだと思ったのよ」
「聞こえなかったのよ」
と、言い訳するも周りの怒りは収まらない。
ばあちゃん的には、訪問マッサージを待っていたのに来ないのだから「確認」の電話をしなかった。
安易に「お盆だから休みなのかしら?」ですませた。
予定カレンダーがどこにあるかわからなかった。(散らかしてるから)
訪問者も、安否確認のために事務所と緊急連絡先の私に一報入れなかった。
「お盆で何処かへ行っているのかも・・・」(確認するのが仕事でしょ!)
色んな勝手な思い込みと、コミュニケーションを怠ったことが重なった。
小事が大事。
確認作業の大切さを実感した事件だった。
なにかあってからでは、関わる人がすべて不幸に巻き込まれる。
その後、業者は担当者と私の3者ライングループを作った。
そもそも、なんで姉宅に集合しているかといえば・・・。
おやじ天使の退院で伸びていた、娘のバースデーパーティーと、
おやじ天使の退院祝いを一緒にやろうということだったのだ。
本来はめでたい日なのに…。
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「あたしは小さいのにしてね!」
と言う姉のリクエストに答えると…。
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朝から、いつも以上に予定が混んでいる中に、ばあちゃんの安否確認騒動が入って、もうジェットコースターのような日になってしまった。
1日の終りには、なんか頭痛がしてきた。
旦那は帰ってくると
「首が痛い」
というので、マッサージ。
こちらも、刺激のない13日の入院生活から、一気にとんでも家族の事件に巻き込まれて、お疲れだ…。
やっぱり休みの日は忙しいのだ…。