とんでも家族の日記テレビがつかないばあちゃん
ココのところ日曜日は母宅で終活お片づけ。
母の終活だけでなく、私自身の終活でもある。
今週は別件あり、母宅へ行けなかったので7時ごろ電話してみた。
前夜は土曜生存確認の宴で、群馬土産の焼きまんじゅうを、姉宅と母宅へ分けたのに、姉宅用と渡したまんじゅうを、おばが母に渡してしまったというので、まんじゅうの行方捜索電話というしょうもない電話。
その際に
「テレビの赤いランプがつかないの」
という訴え。
そりゃコンセント抜けてんだろうと、テレビの裏見て、電源コードをたどって確認してと言うと…。
母「穴がないの!」
????????穴って何?
私「コンセントに差し込みあるでしょ?」
母「何コレ?刺すとこがない。穴がない!」
私「コードの先に2本の棒みたいのあるでしょう?コンセントだよ?」
母「刺すとこないの。コレ何?」
d( ̄  ̄)わからん。何言ってるか。
上記やりとり3週目くらいに、そばで聞いてた娘が、
「犬の散歩がてら車で行くか?」
と言うので、
「もう!今から行くよ!」
と電話を切った。
パーキングから母宅へ行く団地周辺をよるんぽ。
母が
「ほら!刺すとこないでしょ?このコード!」
と見せたのはコレ。
なんでそーなるの?
心の中で欽ちゃんが直立ジャンプで突っ込んで来る。
母の思考を予測すると…。
テレビの裏のコード→(白いアンテナコード)
たどる→(コードが壁をつたってる!)
(壁の途中でアンテナと電話線が交差しているところから、飛び出ている行き先の無い電話線コードを発見!コレだ!)
(このコード先はどこへつなげればいいのか?)
「穴が無い!!!」
私は何度も電話口で「コンセント」を連呼したのに…。
88年も生きてきて、コンセントってそんな珍しい言葉では無いと思う。コント88号爆誕…。
きっと私にコンセントの存在を教えたのも母だと思うが…。
母はコンセントを忘れてしまったのだろうか…?
不安やら憤りやら失笑やらが、ないまぜになって押し寄せてきて溺れそうだ。
と、無事にテレビがついた。
「いつからなの?」
「おとといから…」
「昨日あったじゃん!帰りに送った時言ってくれれば!」
「そうよねえ…」
デジャヴ?(´⊙ω⊙`)
とんでも家族のポンコツネタがまた増えた…。
笑い飛ばして終われない、一抹の不安と共に…。