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西ドイツの陶器:FAT LAVA【ライフワーク】

おはようございます。
今日はしとしと雨でちょっと涼しく感じますね。

西ドイツ陶器の歴史と各ファクトリーの特徴

先日書きましたが、自分の新しいInstagramのアカウントを作り、陶器を紹介を始めました。

https://www.instagram.com/mist_pottery/

その中で、1950~80年代のいわゆるミッドセンチュリー期を代表する西ドイツの焼き物を紹介しています。その中でも特に有名なのがFAT LAVA。直訳すると【肥えた溶岩】という名が表す通り、分厚い生地の上をまるで溶岩が沸き上がり流れるような質感が特徴。流れる釉薬が焼き付けられる過程で混ざり合い、えも言われぬ色合いが有機的な曲線で型取られたシェイプを覆う。色合いのグラデーションとは対照的な、ツヤツヤとドロドロだったりメリハリの効いた質感で世界中の多くのファンが魅了している。そして、そのメーカーとしてScheurichやRuscha、Duemler & Breidenといった有名なファクトリーがいくつも存在する。

このアカウントでは、特定のファクトリーのどれか、ということではなく、それ以外のものもユニークな個性があるものを紹介している。

しかし、数多あるものをそのまま見ていくことは余りに漠然として掴みどころがなく迷子になってしまう恐れもある。また好きなものを見つけた時にその系統を掘り下げやすくなることを踏まえて、興味を持ってくださった方がより入りやすくしたいと思う。
このため、いくつか上に挙げたような特徴のあるファクトリーをピックアップして、体系立てていきたい。

ただ、まず明日はそもそもの西ドイツの陶器の歴史から。

僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

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