星野友幸【アート】

おはようございます。
今日は昨日から続く雨のお陰もあって朝からだいぶ涼しい。個人的には冷房はもちろん扇風機もいらない感じでいよいよ夏の終わりを感じさせる。明日は33℃位になるみたいだけど。

昨日は銀座の一穂堂さんで行われている藤堂さんの展示、「東京瓦礫」を拝見しに伺ってきました。

https://www.instagram.com/todo_kunst/

藤堂さんは、透明のガラスをそれこそ今回の展示名のように各地の名所や廃墟から譲られた瓦礫にガラスを挟み込んだ作品を作られ続けている。目を見張るのは、瓦礫とガラスとの接着面。ザラザラな瓦礫の表面からガラスの接着面に向けて徐々になだらかになり、ガラスの部分は滴る水の様に見えるほど。瓦礫と透明なガラスの素材感や質感のギャップが楽しめるのが魅力。

今回の展示でも見られけど、本のカバーにガラスを挟んだ作品も作られている。

藤堂さんの作品も元々好きでInstagramでフォローしていたんだけど、今日の展示を知ったきっかけは星野友幸さんの下のポスト。

なぜか最近藤堂さんのポストが出てこなかった様で、星野さんのポストでこれを見た時にまさかのコラボレーションにびっくりすると同時に心が震えた。しかもポストを見たのが9/1(金)で展示の終わりが9/3(日)。なんとか最終日に間に合ったという感じ。
星野さんの苺乳盃を散々悩んで譲っていただいたご縁もあって、この林檎自体もとても可愛らしくて好きだったのに、まさか輪切りのガラスがこんなにも滑らかに挟み込まれるなんて。向こう側が見える感じもアダムとイヴの世界が覗けるんじゃないかと思うような想像力を掻き立てる。

世の中には商業的などうしようもないコラボレーションで溢れ返っているが、こういうフィロソフィのある創作作家さんたちの、しかも異素材でのコラボレーションは本当に新境地を開いて新しい景色を見せてくれてプライスレスな価値がある。
元々創造性豊かなアーティスト達が次に何を創り出してくれるのが本当に楽しみ。
星野さんのお茶碗で、またゆっくりお茶をいただくとしよう。


僕は幸せになると決めた。
今日もきっといい日になる。
一歩一歩、着実に歩もう。

皆様も、良い一日を。

いいなと思ったら応援しよう!