【発音コツ】早口言葉で発音を鍛える① Rubber
暦は10月に入り、だんだんと本格的な秋がやってきましたね。
先日、近所のコーヒーショップに行くと、ジンジャーラテがメニューに追加されていました。ジンジャーラテは寒い季節によく見るメニューだったので「あ、もうそんな季節か!」と一気に秋冬モードになりました。
日中はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しくなり過ごしやすい季節がやってきたのは嬉しいですね。
さて、今回はSpeakNowで早口言葉に挑戦してみました。英会話添削アプリのSpeakNowでは、質疑応答や音読だけでなく、早口言葉でも英語を練習することができます。
私はこれまで正直なところ「早口言葉なんて…実用性あるの…?」と思ってました。。。しかし今回は、そこをあえて実践したいと思います。
日本語でも早口言葉は滑舌を良くするトレーニングにもなっているので、英語でも英語の滑舌を良くする効果はありそうです。
そして今日は、苦手な発音「R」が入っている早口言葉に挑戦してみました。やはり一筋縄にはいきませんが、いい発音トレーニングになったと思います。
早口言葉に挑戦してみよう!
録音内容
早口言葉なのでこの文章に特に意味はないですが、日本語に訳してみると、
「ベビーカーのゴム製バンパー」といったところでしょうか。
Rubber:【rʌ́bər】
ゴム製の、合成ゴム(天然ゴム)
baby buggy:【béibi bʌ́gi】
ベビーカー、乳母車
bumper:【bʌ́mpər】
バンパー、緩衝器、緩衝装置
SpeakNowのネイティブ講師と日本人コーチによる、早口言葉の解説動画があるので、こちらも合わせて見てみてください。フレーズの意味や練習のポイントを解説しているので、より深く学ぶことができます。
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
語尾の R の発音を強めに!
この早口言葉は、R と B の音が続くところが難しいポイントですね。R の発音はもともと難しいですが、B の音と続くとさらに難しさが増す気がします。
SpeakNow を通してこれまでにフィードバックをもらった「Rの発音」を意識しながら早口言葉を練習してみました。
ネイティブ講師からは、全体的に良い評価をもらえたようでよかったです。
指摘されたのは、語尾の R の音。
Rubber の最初の「R」には意識を向けていたものの、語尾の「R」は「B」につられてあまり発音できていませんでした。ネイティブ講師のお手本を聞いてみると、語尾の「R」は少し強めに、かつ音程も少し低めに聞こえます。
Rubber も bumper も、「ラバー」「バンパー」ではなく、「ラバrr」「バンパrr」と少し r を強めに音を低く発音すると、よりネイティブに近い発音になりそうです。
この「r」の音は、「ウrr~」と唸り声を出しているようにも聞こえますね。でもこれが正しい R の発音のようです。
R の発音について、さまざまな動画やブログで調べてみると、R の音は「舌を口の奥に引っこめた状態で、舌先を上あごに近づけるようにし、舌全体をスプーンのように丸めて発音する」と R の音になるそうです。
発音するときは、舌の両端が口の奥にあたっていて、舌先はどこにもあたっていない、のが正解とのこと。
この舌の動きを学んだうえで改めてこのフレーズを発音してみました。語尾の「R」が少し強めに、そして音程も少し低くなり、ネイティブ講師の発音により近づけたように思います。
まとめ
早口言葉は、早く言えるようになることを目指す、というよりも早口言葉によって口の動きが難しい発音を繰り返し実践してみることがポイントですね。それによって口の動きや舌の動きのトレーニングになることが分かりました。
ちなみに、「R」の発音は単語の冒頭にある「R」よりも、語尾の「R」の方が舌の動きが忙しくなるのでより難しいと言われているらしいです。そう考えると、早口言葉って本当によくできていますね(笑)。
英語特有の口の動きや舌の動きをマスターするためにも、早口言葉による発音トレーニングは、引き続き実践していこうと思います。
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