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【発音コツ】早口言葉で発音を鍛える② If & Witch

前回に引き続き、今回も英語の早口言葉に挑戦しながら発音を鍛えていきたいと思います。

そして今回は少しレベルをあげて、中級レベルの早口言葉に挑戦してみました。同じような発音が続くと、つっかえてしまいそうになりますが、何度も練習していると、英語を話す口の動きをトレーニングすることができます。

少し文章が長いフレーズの場合、発音していて混乱してきそうですが、文章の意味を理解して臨むと、意味の区切りやリズム感が分かり、かなり読みやすくなりました。

今回のフィードバックでは、「i」の発音についてフィードバックをもらいました。If や Witch などに含まれている「i」の発音は日本語の「」の音とは少し異なるようです。


中級レベルの早口言葉に挑戦!

録音内容

※最初にお手本が流れます。
If two witches were watching two watches, which witch would watch which watch.
If two witches were watching two watches, which witch would watch which watch.

もし、2人の魔女が2つの腕時計を見ていたとしたら、どっちの魔女がどっちの腕時計を見ているでしょうか。

witch(魔女)、watch(見る)、watches(腕時計)、which(どちらの)がひとつの文章にちりばめられています。「w」と「ch」がたくさんあって、一度見ただけでは意味を理解するのも難しいですね…。

整理してみると、

If two witches were watching two watches,
もし、2人の魔女2つの腕時計を見ていたら、
which witch would watch which watch.
どっちの魔女が、どっちの腕時計を見るでしょうか。

という意味・構造になっています。こうやって意味が分かると文章の区切りも分かるので、意味を考えながら発音できますね。イントネーションやリズム感も分かりやすくなります。

ネイティブ講師からの返信

Hello Yuka, これは難しい早口言葉ですね。
アドバイスすると、微妙に発音の違いがあります。
"witch" についてですが、"witch (iː)/ウィーチ" ではなく、"witch (i)", "witch (i)" です。"i (iː)" の音ではなく、"i (i)" の音です。"i", "i", "witch". そして冒頭の "if" も同様です。"if (iː)/イーフ" ではなく、"if (i)", "if", "if", "if" です。"i" の音をもう少し練習すると良いでしょう。"if", "if", "witch, "witch"です。

フィードバックからの学び

"if" の「i」音は日本語の「イ」とは違う音だった

if と witch の発音についてフィードバックをもらいました。

if と witch の「i」の音は【iː/イー】ではなく【i/イッ】。

私の発音は知らず知らずのうちに【】と発音していたようです。一見すると同じ「イ」のように聞こえますが【】の発音は日本語の「イー」に近く、【i】の発音は短めに「イッ」と発しているように聞こえます。

if【f】
witch【wtʃ】

which の「i」は witch の「i」と同じで、単語の発音自体もほぼ同じですね。

which【hwtʃ】

ちなみに、「i」を【】と発音する単語には次のようなものがあります。

Police【pəlíːs】
Magazine【mæ̀ːgəzíːn】
believebilíːv

これら「イ」と発音する単語は分かりやすいですが、「イッ」と短く発音する「i」の音はなかなか区別が難しいです。

自分の発音が改善できるのか、フィードバックをもらった後に「リプライ機能」で再度添削してもらいました。

リプライ内容:
Hi Eli, フィードバックをありがとうございます。
"if" の発音と "i" の音を練習したいので、私の発音をもう一度チェックしてもらえますか? "if", "if", "i", "i ", "witches", "witches".
"If two witches were watching two watches, which witch would watch which watch?"

ネイティブ講師からの返信:
かなり良くなりました。
確実に "íː(イー)" よりも "i(イッ)" の音に近くなりました。
とてもはっきり発音できています。
"If two witches were watching two watches".
よくできました。良い調子です。

「i」の音を短く「イッ」と発音するように意識して、かつての自分の発音から少し、改善できたようです。

普段の会話では見逃されてしまいそうな細かな発音の違いも、早口言葉ではピックアップできて、改めて発音練習のきっかけになりますね。

細かな発音に注意しながら練習していると、リスニングのトレーニングにもなりそうです!

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