"16-year-old" と "16 years old" の違い【ネイティブ解説】
高校生のときにやってきた我が家のワンコ。
当時は食欲旺盛で遊び盛り、病気もしたことなく健康で、エネルギーがあり余るほど元気だったのですが、今ではすっかり落ち着いた高齢犬に。
来年、年が明ければ御年17歳です。
犬としてはかなり長生きしているほうで、人間の年齢に換算すると80歳くらい。やはり犬でも歳をとると食が細くなったり、耳が聞こえづらくなったり、体が思うように動かなくなったり、体の機能が低下してきます。
最近、それが急に顕著に現れ始めました。ご飯も食べず、よだれをたらしたまま、呼びかけてもぼーっとして、呼吸も荒い。さすがに心配になり、先日、動物病院に連れて行きました。検査結果では特に大きな異常はなく、やはり加齢による体内の機能低下とのこと。そろそろ愛犬との終活を本気で考えないとな、と思う今日この頃です。
今回は、この機会に病院での検査用語を英語で何というのか学んでみました。SpeakNowでネイティブ講師に添削してもらいます。
検査用語について初めて使った単語もあったのですが、その点は特にフィードバックはなく、代わりに年齢の表現方法についてフィードバックをもらいました。長年うやむやにしていた年齢の言い方に関する疑問が、すっきり解消できました。
愛犬の介護が始まりました
録音内容
<病院での検査に関する単語>
Veterinary Clinic:動物病院、獣医科クリニック
Examination:検査、診察
Blood sampling:採血
Urine sampling:採尿
X-ray: レントゲン検査
Put on a drip:点滴を受ける
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
「年齢」を名詞として使うか、形容詞として使うか
"16 years old" と "16-year-old" の違い、知っていましたか? year に s が付いているのと付いていないのとで使い方が異なるんですね。
今まであまり気にも留めていませんでした。
"16-year-old" の場合、この "ハイフン(-)" が使われているのをよく目にするので、 "ハイフン(-)" で単語を繋げてひとつの単語として機能するために、s が省略されたのかな?と今までなんとなく想像していました。
しかし、どんなときに "16-year-old" のように単語をつなげて使うのか、"16 years old" を使う場合と何が違うのか、そもそもそこに違いがあるのか?
なんて考えたこともなく、表現方法の好みの違いかな、ぐらいにしか思っていませんでした。
今回のフィードバックでは、今まで気がつかなかったこの2つの違いについて、はっきりと理解することができました。
「私の犬は16歳です」と年齢(16歳)を名詞として言う場合と、
「16歳の犬がいます」と年齢(16歳)を形容詞として言う場合の違いがあるんですね!
「私の犬は16歳です」と言うのなら、
My dog is 16 years old. となり、年齢を名詞として使っているから、year に s をつけて "16 years old."
「16歳の犬がいます」と言うのなら、I have a 16-year-old dog. となり、年齢を形容詞として使っている(dogを修飾している)から、year に s をつけずに、"16-year-old."
今回は単語の品詞による使い方の違いについて、理解が深まりました。これから英文を読むとき、書くときに役立てていきたいと思います。