Three 以外の「3」を表す言葉【ネイティブ添削】
3月3日、ひな祭りですね!みなさんはひな祭りをお祝いしますか?
私の家では子供の頃からひな人形を飾る習慣がなかったので、家でひな人形を飾ることはなかったのですが、小学生のときには学校で大きなひな飾りをみんなで飾っていた記憶があります。
個人的にはひな祭りによく食べられるメニューが好きで、毎年楽しみにしていました。ちらし寿司やハマグリのお吸い物、桜餅にあられなど、普段食べない特別感があったり、色鮮やかで可愛らしい料理があったり。ひな飾りよりもひな祭りメニューにわくわくしていたのを覚えています(笑)
今日は、この日本独自の文化である「ひな祭り」について、英語で説明してみました。
ネイティブ講師に添削してもらうと、「3」を表すときに "Three" 以外の言葉を使っても表せることが分かりました。
ひな祭りを英語で説明してみよう
録音内容
ネイティブ講師からの返信
フィードバックからの学び
Three 以外でも「3」を表せる!
ひな祭りに欠かせない「3色ひし餅」を英語で
"Three colored diamond-shaped mochi" としましたが、次のように言い換えることもできるとのこと。
"Tricolor diamond-shaped mochi"
なるほど、ここで "Tri-" を使うのか!
"Tri-" は「3」を表す「接頭語」ですね。「接頭語」とは、それ自体は単語ではないけれど、単語の前にくっつけて使うことでひとつの単語として意味を成すものです。
Tricolor で「3色の」を意味する単語になるんですね。他にも以下のような単語があります。
・triple「3倍の、3重の」
・trio「三重奏、3人組」
・triangle「三角形」
・tricycle「三輪車」
・triathlon「トライアスロン(3種目競技)」
単語の頭に "Tri" がついていて、単語の意味にはすべて「3つの」や「3人の」という意味が含まれています。
「3」の他にも「2つの」や「1つの」を表す接頭語もありますね。
bi- 2つの
・bicycle(自転車)
・bilingual(2言語話者)
・biweekly(隔週の、2週間に1度)
mono- 1つの
・monolingual(1言語話者)
・monoculture(単一文化)
・monorail(モノレール)
その他の接頭語
「接頭語」のイメージがつかめると、英単語を覚えるときに役立ちます。新しい単語に遭遇したり、新しい単語を覚えたりするときに、接頭語のイメージを持っていたら、「この接頭語はこんなイメージを持っているから、この単語はそのイメージ・意味を含む単語だな」という風に、推測がしやすくなります。
代表的な接頭語を挙げてみました。こうすると、最初はアルファベットの羅列にしか見えなかった英単語が、ひとつひとつ意味を持っているのが見えてきませんか?
①re- 再び/戻る/後ろへ
・restart(再開する)
・reaction(反応する)
・receive(受け取る)
②ex- 外へ/外側の
・exceed(超える)
・exception(例外・除外)
・exit(出口)
③sub- 下の
・submarine(海中の)
・subway(地下鉄)
・subtitle(副題、字幕)
④de- 離れる
・deactivate(停止する)
・decline(辞退する・拒否する)
・depress(落胆させる)
これらの接頭語に注目してみると、語彙力もどんどん高めていけそうです。そしてワンランク上の、スマートな英文を作っていけるように引き続き学んでいきたいと思います。