【ネイティブ添削】hot と heat の違い
今年は例年にも増して、猛暑が続いていますね。
毎日のように猛暑、酷暑のニュースが流れてきます。ここまで全国的に猛暑、酷暑となるのは、これまであまりなかったんじゃないでしょうか…。
40℃近くまで気温が上がっている地域もあるようで驚きです。
ここ沖縄も暑いですが、40℃近くまで気温があがることはないですし、むしろ気温だけみると沖縄の方が気温が低いこともあるのが不思議です。
温暖化の影響なんでしょうか?
この異常とも言える全国的な猛暑を受けて、こんなニュースもありました。
このニュース記事でも述べられていますが、確かに沖縄はいくら暑くても、(今のところは?)35℃を超えることはありません。
もしかすると、南の島と言われている沖縄が「避暑地」になる日も、いつか来るかもしれませんね。
今回はこのニュース記事をもとに、スピーキングの練習をしてみました。
ネイティブの先生から、hot と heat の使い分けについて、とても勉強になるフィードバックをもらったので、シェアしたいと思います。
将来は沖縄が避暑地に?
録音内容
ネイティブの先生からの返信
フィードバックからの学び
reach は「イー」を強めに発音
reach の発音について、アドバイスをもらいました。
reach は、"e" が入っているので "e" の音を強めに発音した方がよい、とのことでした。
reach[riːtʃ]リィーチ
私の発音は、"e" の音が弱かったので、rich と聞こえてしまったようです。
hot は形容詞、heat は名詞
最後の文章、to escape from the extremely hot in the future. について、ここでは hot ではなく、heat を使うのが正しいとのフィードバック。
この場合の hot は形容詞だから、その後に名詞を続けないといけないんですね。extremely hot in the future. だと文が不完全でした。
代わりに heat を使うことができるとのこと。
そして、コメントにはなかったですが、名詞である heat を使ったことで、副詞の extremely が 形容詞の extreme に変わりました。
副詞は形容詞に、形容詞は名詞に付くためですね。
to escape from the extremely hot in the future.
⇩
to escape from the extremely hot weather in the future.
to escape from the extreme heat in the future.
extremely[副詞]極めて、非常に
hot[形容詞]暑い、熱い
extreme[形容詞]極端な、過度な
heat[名詞]暑いこと、熱さ、高温
今回は品詞の勉強になりました。
熱中症や夏バテに気を付けて、この暑い夏を乗り切りましょう。