変態ゲームに気付く
孤独感を感じて自分の存在を感じる遊び。
怒られるから怒られないために自分を動かす遊び。
劣等感に気付かずに、優劣感を感じるために誰かよりも高価な何かを買う遊び。
そんなことしてた私が過去に存在していた。
それを自分で認めることができたから……ゲームから降りれた。
【降参した】
全部ゲームだ。
たとえば、
怒られるから怒られないように自分を動かす遊びとは?
この中には事実なんて一つもない。
今怒られていないのに、怒られないように自分を動かすって?
怒られることを歓迎しているようにしかみえない。
怒られたくてたまらないようにみえる。
この思考に至った背景はある。
だって、あのときこう言われたし!でも、前はこうだったじゃん!ってね。
でも、今起きていないことに備えるなんて、怯えているなんて……自分自身は、必死に悪いことがおこらない努力のつもりだが、ゲームに例えると対決相手がいないのにパンチやキックを繰り広げては転んでいたり、はたまた対決相手が手も足も出ないように様々な障害物を置いたり、落とし穴掘ってみたり(笑)誰もいないのに、ゲームとして楽しむ以前であるゲームの設定に躍起になっているというイメージだよね。
それが、以前の私だったのですけど(笑)
そして、もっとガッカリなのは、さんざん無意味なゲーム設定に時間をかけていただけだということを自覚していないから、「こんなに頑張ったのに」とか、「私ばっかりいつも大変」「ほかの人がうらやましい」と悲しんでは「どうせ、私なんて……」などと自分を貶める。
なんてメンヘラな。なんて自作自演の悲劇の物語なのだろう。
なぜ、私はこんな自分の赤っ恥を晒してまでつたえたいのか?
それは、絶対こういう人私だけじゃないってわかってるから。
しかも、【降参した】私だから言えるのだけれど、降参するまで自分の自作自演の悲劇っぽいゲームで遊んでるなんて渦中では気付いていないから。
だから、私の例を晒すことで「あぁ、それ同じだ」って気付いて欲しくて、これを書いている。
私がしていたことだからはっきり言えるのだけれど、これは変態ゲーム。
SM遊びだと思う。
それを自覚したから、「こんなの嫌だ!!!」と降りたんだ。
怒られてない。
何のための怒られないための準備?
怒られたいの?
また例えるけれど、
オシリを叩かれていない。
でも、オシリを叩かれてもいいようにオシリを出して待っている。
は……恥ずかしい。でも、そういうことよね?
叩いて~って言ってるみたいだし、そうでなければ何故オシリ出してるの?
劣等感についても、孤独感についても同じだ。
事実がどこにあるのか?まずは落ち着くといい。
私は、事実と事実ではないものとを冷静に分けるようになったら、すべて【無い】ことに気付いて拍子抜けした。
何もないのに心を大暴れさせて、暴走しちゃうから苦しい、そういうことが多々ある。
落ち着こう。大丈夫だから。
今自分が感じていることがすべてだよ。
今何を見ている?
今何を味わっている?
今何が聞こえてる?
今何に触れている?
今感じていることしかないから。
じゃぁ、あなたはどんなゲームで今遊びたい?
私は、「出会うものみんなと手を繋いで輪になっていくゲーム」かな(笑)
そうは言っても、生きてると色々あるもの。
その都度、感じている事実をベースに、どういうゲーム展開を望むかを設定するために思考を使えるといいな、と思うんだ。
最低限、叩かれるためにオシリを出すゲームはやらない(笑)