見出し画像

初心にかえる

夏休みは、たくさんの学びのチャンスでした。
積読も少しずつ減り、
来週からの授業に活かせたらいいなぁ。

 娘とオープンキャンパスに行った大学の図書館で娘が模擬授業に参加している間に読んでいた4冊です。教員を目指していた時、欠かさず読んでた『教職過程』と『教員養成セミナー』も懐かしかったし、これから教員になるための人に必要なスキルや今の教育のニーズを把握できてよかった。
 教員になってからは、こういう雑誌を読んでは、巻末のセミナー情報をみて、気になるセミナーに参加するようになりました。教師になって最初の2年は私の暗黒時代。毎日泣いていました。次の学校での4年間は、教師サークルをいくつかかけもちし、毎月の例会に参加しては模擬授業をして、フィードバックをもらいまくっていた日々が懐かしいです。サークルでは、お手本となる先生の実践を追試するのですが、それで自分の足りないところが見えてきて、授業技量を測る検定も何度も受けたなぁ。
自分には授業力が足りないと思うから外に学びに行くのですが、すると、世の中には素敵な先生がたくさんいることを知るのです。そういった先生に少しでも近づきたくて、その技を手に入れたくて追試して、でも上手くいかないことが多くて凹んでいました。サークルへ行き、自分の授業にフィードバックをもらいます。何がダメかを学び、とにかく少しでも上手くなりたくて夢中でした。しかし、女性にはタイミングが選べない時が訪れます。少しずつ、その学びが実を結びつつある時に、、、第一子妊娠。体調が自分ではコントロールできなくなり、安静にしないといけない妊婦だったので、サークルも行けなくなり、やっと安定期に入る時に夫の転勤で退職します。
 あの頃は、早くベテランになりたいと夢中で学んで頑張っていましたが、その後の出産、子育てとワークバランスに悩みながら、年齢はいつのまにかベテランの域に入ってしまいました。
 実習生や、新人教員たちに対していつも学びの素晴らしさを伝えますが、いろんな言い訳とともに流されてしまいます。
 思えば、私は、ずーっと自信がないから(今も)、なんとか成長したいので外に行くのですが、卒業生だらけのうちは、なかなか難しいのかな。自分に自信があることは良いことなのですが、、、自分で自分の成長のチャンスを放棄することには納得がいきません。

 いつもそうやって、もやもやしてしまうのです。大掛かりな若手研修をしないと、ほんとに危機感しかない。

 だから、うるさがられても、若手に外での学びを勧めるのです。

 たとえ年齢はベテランでも、まだまだ力が足りない私だから。
 そんな私なので説得力ないけど、明後日は久々の登壇。

 ドキドキします。
新年度にまだ会えない生徒たちを思い浮かべて授業プランを考える時間に似ています。
 普段とかってが違う場でやらせていただく授業、きっと私の経験値をあげてくれると信じて✨

とにかく、
初心にかえって頑張ってきます。

196/200 

いいなと思ったら応援しよう!