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【10/7文字起こし】焦ったときにも落ち着いて話すには?

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi".
Please use it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます!高山ゆかりです。
この番組では、話し方講師であり、司会者・ナレーターの高山ゆかりが
ビジネスシーンに役立つ話し方や伝え方のヒントをお届けしています。
ときにはお勧めの本を紹介したり
最近気になることや考えていることを話したりもする番組です。
10月7日月曜日です。
今回は、焦ったときにも落ち着いて話すには?というテーマです。

この番組は、人前で話すことが苦手という方も
たくさん聞いてくださっているのかなと思います。
人前で話すことの苦手意識ってどこから来るのかと言うと
まず、緊張してしまうことがありますよね。
あとは人前に立ったときに
何らかのきっかけがあって焦ってしまう、テンパってしまう。
こういったことも苦手意識につながっているのではないかと思います。
そこで今回は、人前で話していて焦ってしまったとき
そういうときにも落ち着いて話すにはどうしたら良いか、
についてお話ししていきます。
又、今日の内容もノートに文字起こしを載せていますので
内容の復習・話し方のトレーニングにご活用ください。
この配信の概要欄にリンクを載せています。

又、今日の内容ですが、10月2日に
「人前で話す力は気にしない力」というテーマでお届けしていまして
その内容とも少しリンクします。…結構リンクするかもしれません。
なので、ぜひですね、まず今日の内容を聞いて
もしこれに関連する話をもう少し聞いてみたいなと思ったら
10月2日の内容も併せて聞いてみてください!

本題とエンディング

それでは本題のスタートです。
オープニングでもお話ししましたが
人前で話すときに焦ってしまうことありますよね。私も未だにあります。
もうこれは、話す上では避けられないことです。
そして、人前で話すことは、この番組でも度々お話ししているように
予想外のことがよく起こることなので
予想外のことにびっくりしたり
そしてびっくりしたあと焦ってしまったり…
もうこれは、悪いことではないです。
なので、焦らないようにしよう、テンパらないようにしよう、ではなくて
そうなったとき、またはそうなりそうになったときにどうするか?
を、あらかじめ決めておく
と良いです。

では、どうするか?についてこれからお話ししていきたいんですが…
まず、人前に立って何らかのきっかけでびっくりしたり
それによって焦ったりしたときにどういったことが起こり得るかというと
例えば笑顔がなくなってしまうとか、声がだんだん小さくなってしまう。
又、相手に伝えるではなくて、どうしようどうしようってどんどん焦って
自分にベクトルが向いてしまう。又は早口になる。
こういったことが起こります。

なので、これらと逆のことをやろうと決めておくといいです。
例えば…これは先日のVoicyのコメント紹介のときにも少し話しましたが
人前で話していて焦ってしまった、そういうときこそ笑う。
又は、そういうときこそハキハキと相手にとって聞きやすい声で話す。
そういうときこそ相手の顔をよく見て話す。
又、相手の反応にしっかりと耳を傾ける。
又は、相手の反応をしっかりと見ながら話す。
そして、そういうときこそゆっくり話す。
この、「そういうときこそ〇〇」を考えておくといいです。

焦ってしまったときって、気持ちが引いてしまうんですよね。
気持ちが後ろに引いてしまう。
それによって、声が相手に向かっていくではなくて
どんどん後ろに引いて、それが声が小さくなるという現象になったりとか
あと、相手の顔を見て話す。これも相手に向かっていくエネルギーですが、焦ることによってどんどん、その、前に向かうエネルギー、
相手に向かっていくパワーが後ろに引いてしまう。
なので、そういったときこそ前を向くんだ、前に向かっていくんだ、
相手に届けるんだ。という気持ちを持つと良いです。

そして、具体的にやることとして笑うとか、ゆっくりはっきり話すとか、
焦ったときこそ相手の顔をよく見るとか、
やることを決めておくと良いです。

そしてこのとき自分がやることは
自分の気持ちとは一旦切り離して考えることもオススメです。
焦ったままでいい。テンパったままでいい!
その気持ちをなんとかするのではなくて、行動を変えていく。
そうすることによって、
まず自分自身が落ち着いているかどうかは別として
聞き手からは落ち着いて話しているように見える
ことがあります。
又、もしかしたら一生懸命伝えているようにも見えるかもしれません。

このように落ち着いて話すというのは
もちろん自分の気持ちが結果として落ち着いていることもありますが
もう一つ、落ち着いているように見える。緊張していないように見える。
この、「相手から見てどうか?」を考えていくと
何をすればいいのかもクリアになりやすいです。

あと、1回でも、いま話したような
「焦ったときこそハキハキと話すんだ」ということができると、
私、できたんだ!と思って、その、できたんだ!という体験が
話すことへの自信につながっていきます。

人前で話す機会があって、そして人前で話すことへの苦手意識がある方は
緊張したときこそ、焦ったときこそ笑顔で!とかハキハキと話す!とか
自分なりのやることを決めてみてください。今回は以上です。

今日も最後まで聞いていただきまして、ありがとうございます。
今回の内容が役に立ったという方は
Voicyをお聞きの方はいいね!を、そしてpodcast、Amazon Music、
Spotify、YouTube Musicを聴いてくださっている方は
専用のメッセージフォームから感想送っていただけると嬉しいです。
メッセージフォームのリンク、そして今日の文字起こし
いずれもこの配信の概要欄に載せています。

それでは、今日はこれで終わります。
お相手は、高山ゆかりでした。また明日!

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