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ちびっこうべ2022 サポーター活動記

はぁい、ゆかりです🙋‍♀️
準備が8月から始まり、今月本番『ゆめのまちオープン』4日間、解体ワークショップまで全行程が無事終了した『ちびっこうべ2022』
子どももオトナもよく働いたなぁ。
ちびっこうべに関わるのは6年ぶりの2回目。
そんな私の感想交えた体験記です。

【どんなイベント?】

詳しくは下記のリンクからどうぞ。
イベントはすでに終了しています。

私の言葉で説明すると。
大人が全てお膳立てして、きっちり感と組織体系なキ●ザ●アとは違って、
準備から解体まで行う手作り感とガッツリ参加型なところが最大の魅力。
イベントのまち通貨で、働いてからまちの中でお買い物や飲食ができるところも楽しいですね。
そしてプロのクリエイターさんが完全なる愛のボランティアなところも、胸を打ちます。

大人はスタッフのほか、ボランティアのサポーターやクリエイターさんのみしか入場できない仕様で、それ以外の大人がいるとちびっこ警察に注意を受けますよ。
すんごい可愛い光景なので、逮捕されたいですね❤︎

子どもたちは、年齢も学校もバラバラで。
最初はよそよそしく自分中心だとしても、日数を重ねるごとに段々「チーム」になっていく成長の過程が素晴らしい体験です。
そこを共に経験させていただけ、自らの気づきや成長も促してくれる。
本当にたくさんの感覚や感情を呼び覚ましてくれて、ここにいることの感謝に心がじんわりと湧き出づる何かをしっかりと味わえるのです。

そしてね。
ちびっこうべの過去の参加者であった子どもが、時を経てサポーターとして参加することも多々あるのです。
素敵でしょ?可愛過ぎるでしょ?
なんて良いイベントなんだろう。

【シェフチームの大まかな動き】

今年はシェフチームを担当させていただきました。
初回の全体ワークショップでは、サポーターの人数調整により、1回だけ他のチームに配属されましたが、たくさんの子どもと関わることができてそれはそれでよき。

建築家、デザイナー、シェフ、と3つのチームに分かれていて。
全体ワークショップの他に各チーム毎のワークショップがあります。
シェフチームは、なんと。
神戸でも有名な飲食店の厨房、キッチンに入って、プロのシェフから直々に料理を学び、実践します。
私は憧れの「カセント」さんにお邪魔させていただき、感動体験でした。
シェフのファミリーもスタッフさんも、みんな素敵でした〜❤︎
スペイン料理を期待していたのですが、イタリアンドルチェだったこともご愛嬌(笑)。

現場のワークショップ2回と、味覚や衛生面に関するワークショップ1回。
そして全体ワークショップ3回。
子どもの参加状況は当然ながら、千差万別。
全体ワークショップには1回も参加しない子どももいます。
あ、子どもだけでなく、大人もか(笑)。
私は参加申し込みの時、全日程参加できる日で調整しまくって参加したのですが、そもそもボランティアって、そんなにかっちりしないもんなのかな。
よくわかりません。
ただただ子どもたちの成長を共に感じたいから、という参加理由が私にあったから、ということですね。
参加目的もその人が通ってきた道も置かれている環境も様々だから、信念や対応や行動指針が異なって当たり前なんだ。

で。
本番のまちオープンでは、シェフチームは前後半のシフトの間、ほぼほぼずっと調理に関わります。
なぜか途中で宣伝に繰り出す子が出てきたり、シフトの時間内で遊びに行っちゃう子もいます(笑)。
自由すぎる
私たち大人は、基本見守りなのですが、シェフチームは例外で、ほぼマンパワーです。
私の配属班は子どもも一人脱落し、お休みも多く、しかもサポーターさんも一人脱落したため、ハードな体験でした。
申し訳なさそうに接してくださるKIITOスタッフさんが他のチームのサポーターさんにお願いして手伝っていただきました。
そんな状況で、しかも、調理過程の複雑さも10班中、1位だったのです(笑)。

初日はプチパニックでなんとか過ごし。。。
私が休憩できたのは、4日目15分のみ。
食事もトイレも4日目だけ、行けた(笑)。
子どもたちも頑張ってくれたけど、私ももしかしてすごく頑張ったのかな。

【今回得たこと】

たくさんの感情や感覚体験を得ましたが。
1番嬉しかったのは、子どもたちが懸命に働いてそのお給料で買ったものを、プレゼントしてくれたこと。
泣けた〜、可愛すぎる。
ご両親やお友達にならまだしも。
数回しか会ったことのない、そしてこのイベント後にはもしかしてもう会うこともないかも知れないという関係性の私に、というところが胸を打ちました。
損得勘定のない、純粋な思いやり、ってめっちゃ心に響く。
ほんまにありがとう、大事にするね❤︎

でね。
私が子どもだった時は、どうかな、と考えたのです。
私もきっと、プレゼントしたり差し入れしたり、したかも知れません。
けどそれは純粋な愛、ではなく。
きっと「申し訳ない。」という気持ちの罪悪感から。
詳細は深い話になり過ぎるの割愛しますが。
この感覚を味わうことも、今回の大きなギフトでした。

そして、たくさんの人に関われて、たくさんの感情を交換し合えたこと。
スタッフさん、クリエイターさん、サポーターさん、大人との出会いもそうです。
同級生のお子さんも何人かがまちオープン当日に来場して、楽しい体験をしてくれたようで、そのことをご連絡くれた思いやりにも感謝。

人の中で傷つき打ちひしがれ、人の中で癒されて成長する。
全部がぎゅっと詰まった体験でした。
子どもが心の奥側を見せてくれる瞬間に、いつもハッとさせられます。
家族や学校以外に、なんでも話せる大人がいること、ってものすごく大切なことなんだ、と子どもが教えてくれる瞬間でもあります。

子どもと関わるのは、大好きだけど。
子どもたちの健全で明るい希望の未来は、私たち大人がどれだけ整って輝いて生きているか、にかかっている。
キッズコーチングやカウンセリングにも関心はあるものの、本質的にはそれでは世界は変わらない。
それは私にとって深い悲しみでもあり、前に進もうとする大きな原動力でもあるのです。

【結びに】

今回の「ちびっこうべ2022」に関わって下さった全ての方々へ。
改めて、感謝の意を。
ありがとうございました!
とても素敵なイベントです。
今後も長く継続していくことを心から願っています。
自分が神戸にいる間の開催時は、微力ながらまた関わらせていただけたら嬉しいな。

他では経験できないような、体験をありがとうございます。

そして今回も読んでくださったあなたへ。
誠にありがとうございます。
何かのインスピレーションを受け取っていただけたなら、これ幸いです。
感謝!

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たかしまゆかりん
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