思い込みは失敗の母
アメリカのデザイナーの名言
これは、トランプ元大統領が主にニューヨークで居住するペントハウスのインテリアを担った方で、お名前を”アンジェロ・ドンジア”さんと言います。
伝説的なデザイナーさんらしいのですが、作品やWikipediaを検索しても見つけられませんでした。
そのため、どんな背景でこの名言を言われたかはわかりません。
が・・・、私には、それで失敗した経験はいくらでもあります。
思い込みで失敗した経験
きっとあなたにもあるのではないでしょうか?
と、相手を巻き込みたくなるのも私の「思い込み」か??
とにかく、私は思い込みで失敗したこと何度もあります。
ささいなことから、相手に対して激怒りしたのに、実は私の思い込みで相手には非がなかったことまで様々です。
なんでやろう?おかしいな?で終わらせるのではなく・・・
大切なのは、失敗した後にどうするかですよね。
よくありそうな「思い込み」を例にみていこうと思います。
「したはず」「でないとおかしい」という思い込み
これ、日常的に多くないですか?
・戸締りしたはず
・エアコン消したはず
・ご飯あるはず
・気がついてないっておかしい
・そんなこともわかってないってあり得ない
・天気予報で雨降らないっていってたのになんで雨?
こうした思い込みによって、心配や不安がよぎることもあるでしょう。
あるいは、相手や誰かに対してイラっとすることもあるでしょう。
改めて「思い込み」とは、何でしょうか?
「思い込み」とは?
・深く信じ込むこと
・固く心に決めること
<Webelo辞書より>
思い込んだら、それ以外であるなんて思えなくなってくるんですよね。
さらにこれを基準にするので、失敗につながりやすいとも言えます。
「思い込み」はモノの見方、考え方の基準になる
天気予報は正しいはず
だって、公共の電波テレビで発言しているんだもの。
という思い込みがあったとします。
毎朝出かける前に、天気予報をチェックして出かける習慣があるとします。
なのに、予報が大外れして雨が降った、傘がない、駅前のバスもタクシーも大行列になると「天気予報で雨なんて言ってなかったのに!プン」となるかもしれません。
この状態はまさに、天気予報のせいにしてますよね?
他人のせいにすると、失敗が痛くなる
お気持ちはよくわかります。
だって、天気予報の言うこと信じただけなのに・・・と思いたくなります。
もし、その日にバッグに入れてた本が濡れてしまったとしたら、その本を見るたびに、天気予報が外れた雨の日を思い出してまた不快な気分になってきませんか?
他人のせいにするといつまでも不快な感情を引き摺ってしまう可能性が強い気がします。
しかし、自分でしくじってしまったと認めると、割と早くに終わりにできる気がします。
自分のせいにできると立ち直りが早い
まあ、天気予報を信じたのは自分だし、これからは起き傘を用意しておこうかな!と、思えると、ホントに引き摺りません。
「足にバッグが当たり痛い思いをしたとき」を例にして説明してみます。
自分で当ててしまった場合、
「痛~い」と言いながらも、平気なフリして歩く気がしませんか?
これが他人に当てられてしまった場合
「痛い!」と言いながら、相手を睨みつけたりしませんか?
さらに、誤りの言葉もなかったら怒り心頭ですよね。
同じ「足にバッグが当たり痛い思いをした」出来事が、自分がしたか、誰かによってもたらされたかによって、気持ちも行動も随分と変わります。
自分が・・と主体的に捉えられると、立ち直りが早いですよね。
自分にある「思い込み」に気づく
主体的になるには、自分理解がとても大切になります。
そんな思い込みがあったと気づいたら、手放すかどうするかを選択する次のステップに進めます。
思い込みによって、誰かに迷惑かけたら「ごめんなさい」が素直に言えるでしょう。すると人間関係もスムーズになります。
しかし、無意識で子供の頃から持ち合わせている「思い込み」に自分自身がなかなか気づけないことはとても多いです。
ぜひ、ネガティブな感情を感じたときこそ、自分と向き合ってその中にある思い込みに気づいていきましょう!
最後に・・・
あなたが人間関係で気をつけなければならないことは、自分勝手な思い込みで相手を判断してはならないということです。
<ジョセフ・マーフィー>
思い込みに気づくのは、あなたが無意識で抱えている「ねばならない」を減らし、あなたが気軽に人間関係をスムーズにするための一つの手段だと捉えてみるのはいかがでしょうか。