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変えられるものと変えられないもの

この見極めが大切

私たちは、誰もが無限の可能性をもった存在です。

しかし、であっても、どうしても変えられないものがあります。

朝が来たら、昼になり、夜になる。
春になったら夏になり、秋になり、冬になる。

私たちの人生も生まれたら成長して、いつかは死を迎える。
30代の次は、絶対40代、50代へと続いていくのです。

それでも、変えられることがあります。
例えば、お肌のお手入れ、食事を見直したり、適度な運動を続けることによって、30代の頃より、健康で若々しい印象に変わることはできるのです。
(あ、ちょっと言い過ぎかしら?)

変えられないことに執着すると苦しくなる

誰だって死ぬことは怖いです。
それは、その先が見えないからでもあり、
今ある状況を何ひとつ持っていけないからではないでしょうか。

あるいは、身近な大切な人の死
とても悲しく受け入れがたいものです。
が、そう言っても受け入れるしかないのです。

年齢と共に若さや瞬発力が失われていく
としても、
年齢と共に定年を迎え退職せざるを得なくても
そこに執着すると苦しくなります。

状況を正確に把握する

変えられないことにばかりフォーカスするから執着してしまいます。

その状況の中で、変えられることはないかという視点で状況を正確に把握してみましょう。

例えば、どうすれば健康年齢を若返らせることができるだろうか?
・運動することなのか
・食事を見直すことなのか
・仲間たちと楽しい趣味の時間を過ごすことなのか
・これまでチャレンジできなかったことにトライしてみるなのか

これまでとモノの見方や、行動が変われば、捉え方も変わってきます。
すると、変えられないことに執着して苦しむ時間から脱出することができます。

自分と向き合って、自分の本音に気づく

これまでの人生で、自分と向き合わずとも何となく生きてこれると、敢えてコレをしようとも思わないかもしれません。

しかし、本当に自分が心から満たされた人生を送りたいと思うなら、コレをせずにはいられません。

なぜなら、自分の本音ではないことを自分の望みだと思って叶えたところで心が満たされないからです。

代表的な例が
・アルコール依存症
・ニコチン中毒
・買い物依存症などです。

本音がアルコールを求めているなら、ある程度飲めばそれで満たされます。
本音がタバコを求めているなら、意味もなくタバコに火を点ける必要はありません。
本音がブランドのバッグを求めているなら、それを毎日使って眺めて幸せな気持ちになるので、次々買い物して部屋がもので溢れかえることはありません。

きっと、代表的な例をしてしまっていると気づくだけで、自己嫌悪に陥ってしまう。そんなことは自分の本音でやっていることではありません。

だから、自分の心や身体を大切にするためにも、自分と向き合って、自分の本音に気づくことが大切なのです。

コンフォートゾーンに要注意

自分と向き合って、自分の本音に気づき軌道修正をしようとすると登場するのが、自我の存在です。

自我は、自分がこれまで思い込み信じ込んで来た信念に沿った生き方をするよう働きかけてきます。

会社勤めは向いてない!独立したいと思っても
・何をしていいのかわからない
・それで収入が得られるのかと思うと一歩前に踏み出せない
というのも、自我がブレーキをかけているからです。

独立したら絶対に良いかどうかは、やってみないとわからない。
先が見えないもの怖ろしいでしょう。
もっと、ツラい思いするかもしれないし・・・
だったら、今のところでいいんちゃう?
ムカつく上司はいるけど、それなりに過ごせるし、それなりにお給料入ってくるし、生活はできるし、ある程度欲しい物も買えるし・・・

なんて、ずっと思い続けてもう何年も経ちました。
というのは、コンフォートゾーンにはまっているからです。

そこにいるのも選択
そこから一歩踏み出していくのも選択
どちらの選択もそれぞれの人に委ねられています。

人は変化を好まない生き物です

そもそも人は変化を好まない生き物です。
脳が、変化を好まないようです。
好奇心旺盛なまま変化を続けると危険に常にさらされている状態でもあります。生存本能として、そういう機能が備わっているようです。

ホメオスタシス(恒常性機能)が働くとも言われます。
それは、このためです。

だから、人生を変えたい!
これからは、自分らしい人生を生きて生きたい!
と、思うのであれは、この機能がブレーキをかけてくる。ということを理解して進んでいきましょう。

二ーバーの祈り

アメリカの神学者ラインホールド・二ーバーが唱えた祈りです。

神よ、
私たちに変えられないものを受け入れる静穏を与えてください。
変えることのできるものを変える勇気を与えてください。

そして、変えることができるものとできないものを見分ける賢さを与えてください。

過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる

過去の出来事を変えることはできません。
しかし、過去の出来事の捉え方を変えることはできます。

他人を変えることはできません。
しかし、他人をいつもと違う接し方で関わることはできます。

未来は変えられます。
しかし、今ここの自分の在り方や理想の未来を本音で描けないとなかなか変わりません。

自分は変えられます。
しかし、過去の出来事に引き摺られ、他人のせいにし、自分と向き合わない限り、同じことが繰り返されて変わりません。

理想の未来を自分らしく生きていくために、自分と向き合って、自分の本音に気づいていきましょう♪


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