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人は思い込みで生きている!

自分のことちゃんと知ってますか?

先日、友人に星読みセッションをしていたときのことです。

すごくしっかりしていて、本人は意識していないけれど自然とグループの中心にいるその友人を、私はとても羨ましく思っていました。

星読みすると、それが、まさにキーワードとして現れていました。
だから、友人は魂のままで生きているんだな。と、思いながらセッションを進めました。

ところが、、、
友人は、そのキーワードに違和感があると言うのです。
周りからは良く言われるけど、自分ではしっかりしてると思ってないらしい。なので、それは、普通にできることは、誰かに言われないとそれを当たり前だと思ってしまうからだよ。と、伝えました。

すると、友人は、自分がしっかりしていないという根拠について、私にいくつも例を挙げて話をしてくれました。

人は自分に都合よく解釈をする生き物だ

友人もどうやら、逆エンパス。

だから、目立ちやすく本人が意図しないのに、リーダーにしたてられるのがすごく嫌だったようだ。

それも、何でしっかりしてないのに自分に白羽の矢が当たるのか不思議だとも言ってました。

他にも、仕事でわからないことがあると、「〇〇さん、ここわからないからヘルプ!!」と言えることが、自分は、しっかりしてないから人に助けを求めるのだと力説するのです。

自分では、しっかりしていないと思い込んでいるので、それを基準に人から言われたこと、引き受けざるを得なかったことについて都合よく解釈しているのが、すごくわかりました。

そこかぁ!!

友人の話から、気づいたことが2つあり、それを伝えることにしました。

気づいたこと1、理想像が立派過ぎる

これが大きいと、いつまで経っても自分を認められないです。

しっかりしている、リーダー、と聞いて、テキパキ判断して、チームの人に指示をして、颯爽として、自分で素早く仕事をこなし、みんなに慕われてなどドラマに出てきそうな人をイメージしていたら、それは、なかなか自分とはかけ離れた存在になるでしょう。

しかし、営業成績が良い人がリーダーになって、自分と同じように動けないチームのメンバーを罵倒する人もいれば、仕事はそこそこだけどチームのメンバーの個性を大切にする面倒見がいい人だとチームがまとまるって、こともあるし、タイプは色々です。

また、ヘルプ!!と言えない人がいることも意識していなかった様子。
業務でわからないことがあって、そこで止まられると後々に響きます。わからないからできない。は困るけど、わからないから教えてもらってやろうとするのは、責任を全うしていることです。

ただ、そんな理想の人ではないから、自分にはできていないという勘違いをしていただけなのです。

気づいたこと2、思い込みのレッテルを貼っている

友人は、子供の頃に親や家族から言われた「頼りない」のレッテルを貼り続けていました。

時には、親しい友人にもそう言われるようで、それで、それを自分だと信じてレッテルを貼り続けていたようです。

子供の頃、一番年下だとどうしても、できないことが多くて動作を見ていてもすごく頼りなさ気。家族が手を出し口を出し、サポートするのもまた当然です。

親しい友人にそう言われるのは、しっかりしてなくてもいい=気を緩めているだけのこと。
しっかりしていると一日中続けていたら、疲れますからね。

やるべきところでしっかりして、そうじゃなくていいところは緩める。
それは、しっかりしてないではない。と言うことです。

笑顔がステキな人だとしても、24時間笑顔でいるなんてできませんから。

自分の思い込みが本来の自分を歪めてしまう

そもそもその思い込みは、誰かに植え付けられたとも言えますが、それを信じたのは自分なのです。

それが、本来の自分からどんどんかけ離れた自分の虚像を作り出します。そう信じると、そう信じた出来事が起きてくるので、ますますそれが真実だと信じていきます。

でも、幼少の頃に、何かやることに時間がかかっても、きれいにできなくても、失敗してしまっても、そういう時期なだけで、周囲の人たちの期待に応えられなかったとしても、その子供が悪いわけでも何でもありませんよね。

記憶はとてもあやふやなもの

目の前に見えているものは、目から脳に信号で伝達されますが、そのときに以前に見たことがあるものと似ていたら、それだと思い込んで見ていることはよくあります。

3つの間違い探しは、コンビニのコピー機の待ち時間に出てきますが、間違いがあると言われるから見つけようとするけれど、一瞬、同じだと錯覚してしまいませんか?

道を歩いていても、見ているはずだけど、意識してないとどんな店が並んでいたか覚えていないこともよくあります。
自分に必要ない情報はカットされているのです。

とにかく目にする、言われたこと、動作したこと、されたこと、データ量が膨大なので、自分に必要なこと、気になったこと、意識したことだけが、いつでも引き出してこれるのです。

しかし、それらは、自分の思い込みというフィルターを通して入ってきたデータです。

思い込みだとわかれば、外せばいい!

人は誰でも大なり小なり思い込みを持って生きています。
もし、それが人生を生きづらくするものであれば外していきましょう!

では、思い込みは誰が作ったのか?
自分以外の誰モノでもないんです。
だから、自分以外の誰も外せないんです。

これが、気づけば変わる!です。
気づいて、もう必要ないから手放す。
サングラスを外すと世界が全く違う色に見えてくるのと同じです。
と、言うほど極端ではありませんが・・・。
ただ、それだけなのです。

これまでかけてきた眼鏡を外すのですから、勇気はいると思います。
もし、これまでとは違う景色を見て見たいと思うなら、外してみると決めるところから始めてみませんか。





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