気持ちよくおしゃべりするために
それ、さっき説明したでしょ。
女性の友人や知人と話をしていて、こう思うことありませんか?
いやいや、それさっき説明したでしょ。
相手があまりにも当たり前のように、同じ問いかけをしてくるから、ついつい「さっきも言ったやん。」と言い損ねることもあります。
さっきも言ったと言っても、いや聞いてない。と言う人もいます。
話は半分以上聞いてない
特に女性同士の会話で、目的なく話をするいわゆる「おしゃべり」の場合、話しは半分以上聞いてない。と、経験上、思っています。
それくらいで思っているほうが、イラっとせずにすみます。
女性のおしゃべりは、問題解決や結論を求めているわけではなく、ただ会話を楽しんでいるだけなのです。
言い方を変えれば、会話というキャッチボールを楽しんでいるのです。
内容がどうこうではないのです。
1時間前に投げたボールが何だったかなんて忘れてても不思議ではありません。
それと同様に、受けたら返すを楽しんでいるのですから、どんなボールを受取ったかを忘れるし、よほど興味がない限り、流れてしまって当然です。
目的は自分の話がしたい
会話の目的は、「聞いてほしい」です。
自分が話をしたいのです。
その相槌を相手が打ってくれたら、共感してくれればそれでいいのです。
女性が男性と話をして、イライラしてくるのは、男性が問題解決や結論を提示して話の腰を折ってしまうからです。
と言いながら、女性は平気で人の話の腰を折ってきます。
相手が口にしたキーワードに呼応して、文脈に関わらず、そのキーワードの話を始めたり、来たことのある場所だとわかったらそれに反応します。
相手が話をしていても関係なく、自分が話したいことを話してきます。
適度に、問いかけはしてきます。
しかし、相手からまともな答えが欲しいわけではありません。
もちろん、無自覚ですし、大体わかればそれでいい感覚です。
気にかけていると言うけど・・・
自分にとって未知な世界の話を聞くと不安になります。
ここも無自覚です。
そんなの大丈夫?
気をつけないと!
危ないよ!
心配だ!
それは、相手にとってではなく、自分にとって未知の世界なのですから不安になるのです。
だから、本音は、自分から相手が離れていってしまうのでは?
それを知らない自分が、相手や世間から取り残されるのでは?
という不安がわいてくるのです。
お母さんが成長していく子供に「あなたのことを思って・・・」と心配を押しつけてくるのと同じです。
もちろん、愛情が伴っているからこそ。ではありますが!
昨日と今日で発言が変わります
あれ?昨日は、Aだと言ってたのに、今日はBだと言ってる。
それを指摘すると、
「そんなこと言ってない」と言われることがあります。
逆に、相手が、
「私はそこには行った記憶がないんだ。」と言っても、
いや、行ってることを忘れているだけ!と主張されることもあります。
どちらの記憶も曖昧です。
正しさを求める必要がなければ流しても良いと思いませんか?
また、そのときの気分で意見が変わることは多々あります。
暑い日には、ざるそばを食べたいなあと思っても、雨が降って気温がグッと下がると、鍋焼きうどんが食べたいなと思うのと同じです。
今日の気分は、そうなんだなあ。くらいで聞いておくとラクです。
他人に合わせていると疲れます
その日の気分や体調などによって、他人は態度や対応が異なります。
それにいちいち合わせようとすると、振り回されてしまいます。
逆エンパスさんや繊細さんは、過去の経験上、空気を読んだり相手に合わそうとしがちですが、それは、海の波をコントロールしようとするのと同じくらいムリなことです。
他人に合わせていると疲れる!
と、あきらめて、そのゲームから降りることも一案です。
適度は距離感が大切
誰もが自分の話を聞いて欲しいと望んでいます。
自分の話をするのは苦手だと言う人だって、本当は自分のことを話ししたいのです。
自分の話を腰を折らずに聞いてもらえたら、それだけでとても気持ちが良いものだし、スッキリして前向きな気持ちになります。
ただし、これをおしゃべりで済ませることができるのは、相手に構わず、自分が思ったことを思ったときに思ったまま言葉にできる人です。
逆エンパスさんや繊細さんは、大体こういう方々の聞き役になってしまいます。聞き役にさせられやすいのです。
「話聞くから何でも言って」と言いながら、気がついたら自分の話や意見を一方的に聞かされる羽目になりがちです。
だからこそ、適度な距離感が大切なのです。
本音で選択してみる
逆エンパスさんや繊細さんは、聞き役になりやすい!
それを自覚しましょう。
実は、聞きたくないのに、輪の中に入っていること自体、エネルギーを浪費しています。
しかし、みんなから避けられてると思うのはツラいと言う経験があると、
何となく、おしゃべりの輪に誘われていない気がするとき
あるいは、輪の中に入るのが苦手で入れないと思ってしまうとき
があるかもしれません。
そのときは孤独だと思わず、自分を大切にしていると思ってみてはどうでしょうか?
そして、本当はどうしたいのか?を、自分に問うていきましょう。
自分の本音は何と言いそうでしょうか?
気持ちよくおしゃべりするために、自分がどうしたいのか?
本音に気づいて自分で選択していく習慣を身につけていきましょう!