揉め事

上記の記事に書いていた、揉め事の話をする。
身バレが怖いので詳しく書くことを伏せていたが、深夜テンションでもう全てどうでもよくなってきたので書く。文章はぐちゃぐちゃだし、正気に戻ったらこの記事はたぶん消える。私怨だし、めちゃくちゃしょぼいことなので、大きなトラブルとか取っ組み合いみたいなものを想像している人は読まない方がいいです。

事はテストが終わって再試験の時期に起こった。
再試験になるのは赤点の人とテストを欠席した人。わたしは体調が悪く欠席した科目があった。
再試験で単位を取れないとヤバい(語彙力)ので、再試験になった人は絶対に出席しないといけない補習のような時間が数日ある。ここで総復習をして分からないところは担当の先生に聞き、やっとテストに臨むという形だ。

わたしは真面目(だと思う)なので、補習の1日目のいちばん早い時間に出席した。その日はメンタルが限界に近い感じで、朝からなんでこんなことしないといけないんだ、とか、ああもう死にたい、とか、そういうことばかり考えながら朝の満員電車に揺られた。

補習ではまず再試験を受けますみたいな書類を書いた。ボールペンを忘れた人が多かったらしく、先生が貸してあげていた。(わたしの学校は生徒間の貸し借り禁止なので)
科目ごとに復習プリントが用意されていて、自分が落とした科目を言ったら先生がそのプリントをくれる、という形式だった。わたしもそのプリントを貰い、いざやるぞ、という時。

「ねえ、シャーペン持ってない?」

声を掛けられた。見れば、いかにも頭の悪そうなギャルにもなりきれていないチンピラみたいな女子が笑っていた。さっきこの女がでかい声で自分の学籍番号を先生に聞いていたから分かる。この人はわたしと同級生だ。

わたしは聞かれた瞬間、「は?」と思った。
こいつ、勉強するって言ってるのに筆記用具持ってきてねーのかよ。そういえばさっきボールペン借りてたな。生徒間の貸し借り禁止なのによく話しかけてきたな。本当に何しに来たんだよ。
ていうか、わたしが気が弱そうでデカい鞄とペンケース持ってるから声掛けてきたんだろうな。残念だけどお前には貸しません。わたしのために用意したペンなので。

「持ってない」

わたしは断言した。タメ口で聞かれたし、タメ口でいいだろと思った。そしたら、女はしばらくしてから
「は?」と言った。
そしてわざわざわたしの真後ろの席に座り、その隣にいた友達?知り合い?に、大きい声でこう言った。

「今さー、シャーペン持ってないって聞いたら、『持ってない』って!  夢羽(女の名前)にタメ口きいてきたんだけど、コイツ!  は?  マジ性格ブッサw」

友達?知り合い?は、特になんの反応もしていなかった。わたしはイラッとして、わたしのことブスって言うお前はどんな顔してんだよ、と思い、振り返って彼女の顔を見た。
やっぱりギャルになりきれない、精々地方のヤンキーの彼女で17でデキ婚して高校退学しますみたいな顔だった。今思えば、よく18まで高校来れてるな。まあこんなこと言うやつ自分の言う通り性格ブッサwだから彼氏いないのか。その点わたしは彼氏がいる。勝った。
その女の顔を見て、友達?知り合い?の顔も見た。こっちは大人しそうな女だった。たぶん絡まれているのだと思う。かわいそう。わたしは助けてやらないけど。
そうすると、顔をじろじろ見られたことが嫌だったのか

「は?  こっち見んな、ブッサw」

と言われた。今思えばそれしか悪口ないんか?と思ったが、これがわたしにクリーンヒットする。
はあ、なんでそんなこと言われなくちゃいけないんだよ、てかシャーペンはそのお友達に借りればいいだろ、なんでわたしなんだよ、今日はとことんついてない、死ね、死ね、死ね、なんでこの声聞いてるのに誰も何も言わないんだよ、など、思考がぐるぐるぐるぐるぐる。そりゃ顔みて不快なのはそうだけど、お前がやってる事の方がよっぽどだと思うけどね。

そして心の蓋が抑えきれなくなり、わたしは机を突き飛ばして倒した。
その場にいた全員がこっちを見る。さっきまで声がしていたのに、静かになるのが分かった。
わたしは怒りのまま、教室、学校を飛び出した。誰もわたしを途中で止めてくれなかった。

なんか書いていて涙が出てきた。
学校を出て、いつも使う駅までの道を歩く。そして信号を渡れば駅に行ける、というところで、足が止まった。わたしは馬鹿だから、荷物を全て置いてきた。
これからどうしよう。そう思うと同時に、涙が出てきた。
声を上げて泣いたのは何年ぶりだろう。中1ぶりじゃないか。道端で、醜い女が泣いていた。その時は幸運にも人通りがなく、わたしを咎める人は誰もいなかった。
しゃがみ込んで、また泣いた。

そうして泣いていたら、担任の先生が探しに来てくれた。
「○○(わたしの苗字)さん!あれは相手が悪い!○○さん何も悪くないよ!」
そう言ってくれて、また泣いた。ほら、やっぱりわたし悪くないじゃん。なんであんなこと言われなきゃいけないんだ、と先生に言った。そうだよな、と先生が頷いてくれた。
あと呼んでもないわたしが苦手な体育教師も来てくれた。教室の入口にいたのにわたしが出ていく時状況が把握できなくて、まさにポカン、みたいな顔をしていた。それはちょっと面白かった。

落ち着くまで保健室にいるか?と言ってくれ、お言葉に甘えて使わせてもらうことにした。誰もいない保健室でわたしの泣く声だけが響いて、悲しかった。

そのあと別の女性の先生が教室に置き去りにしたわたしの荷物を取ってきてくれて、わたしはひとりで帰った。
電車に乗ると校外学習であろう小学生の集団が電車内を大占拠していて、なぜかまた泣いた。小学生にすごく変な目で見られた。今日はとことんついてない、と思った。

この電車には乗れない、と思い、少し経った駅で降りて、マックを食べに行った。事務的なマッククルーの動きを見ていたら、涙も止まった。目が腫れたまま食べる月見。正直エグチの方が好きだった。

食べたらさっさと家に帰った。帰りの電車で涙が出そうになったけど、推しの顔の良い写真を見てなんとか耐えた。推しは涙すら止めてしまう。

でも自分の部屋で横になってまた泣いた。攻撃をあまり受けてこなかったメンタル持ちに、単純な悪口はめちゃくちゃヒットした。正直今もまだしんどい。ふとした時に思い出して死にたくなる。

この女と何かの拍子で鉢合わせて、また何か悪口を言われて、筆記用具と一緒に持っている鋏で女の目を潰し、首を切り裂く。わたしと挨拶以外喋ったことない校長が来て、わたしを怒鳴りつける。わたしは泣きながら校長に言い返して、程なくして駆けつけた警察に連れていかれる、という夢や妄想を見る。あの時こうして殺しておけば、こんな思いしなくて済んだ、とも思う。

カウンセリングの先生に教えてもらった認知行動療法も認知の切り替えも、このことに関しては全然できない。やっぱり殺しておけばよかった、今からでも殺せるかな、と思ってしまう。SNSでも鍵垢だが実名を出して死ねと書いてしまう。

日付が変わって明日カウンセリングだが、もうどうしたらいいか分からない。生半可な気持ちの切り替えではもうこの鬱屈とした思いは消えないのだ。
今はただ、学校のことを忘れて楽しいことをしたい。美味しいものを食べて、好きなことをして、思いっきり笑いたい。
それができないのは、夢羽、おまえのせいだよ。私のため土下座して罪を認め、死んで償え。それだけ。

文章ぐちゃぐちゃですみませんでした。

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