誕生日別 和のお守り文様 11月21日
昔の人は、好みの文様をお守りのように着物や手回りのものにあしらいました。
和の伝統文様は日本ならではのラッキーチャームです。
あなたの誕生日の文様を知り、わが国の文化を身近に感じてみてください。
<十一月二十一日生まれのあなたの文様>
玉の輿文(たまのこしもん)
「玉の輿文」というと、どんなにきらびやかなお姫様が描かれているのかと思われるでしょう。
しかし実は大根や蕪、人参が描かれたもののことです。
これは徳川三代将軍家光の側室であった八百屋の娘・お玉が五代将軍綱吉を生み、成り上がったことから縁起を担がれた文様です。
桂昌院と呼ばれたその方はまさに江戸のシンデレラ。
町娘たちは良縁祈願を願って身に着けたものでした。
参考文献:『開運和のお守り文様366日』藤依里子さん著
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