かに道楽でのハプニング
みなさん、こんばんは。
次回、紫がたり 第百九十二話 乙女(一)は12月8日(木)に掲載させていただきます。
本日は先日大阪で参加しました催事についてお話しようと思います。
私の本職がジュエラーだということはご存知の方もいらっしゃると思いますが、最近読者になっていただいた方はご存じないかもしれません。
そこでちょっとそのお話をしたいと思います。
私は東京でブランドジュエリーを輸入し、主に百貨店さんなどで販売をしております。
取扱いブランドは『DER MOND(デル・モンド)』と『Hulchi Belluni(フルーチ・ベルーニ)』です。
DER MONDはタイ王室御用達のブランドで、Hulchi Belluniはストレッチ・ブレスレットのパイオニア、ベルギーのブランドです。
共に月に関わるブランド名を持つのが何か運命を感じます。
今回はDER MONDをメインに二つのブランドを合わせて出展しました。
場所は大阪のかに道楽さんです。
みなさん、ご存知でした?
かに道楽さんにはランクが上の「網元別館」というお店があるのです。
あの動くカニもいません。
普段東京にいる私はまったく知らなかったので、「かに道楽」と聞いただけで道頓堀の足が動く大きなカニのお店だと思い込んでしまいました。
大阪の担当の方が、
「今度の網元催事はよろしくお願いしますね」
とにこやかに電話越しで挨拶されたのを・・・
「ほほう、かに道楽だから洒落て『網元』なんて催事名になったのか~
さすが、大阪☆」
そう勝手に解釈しておりました。
前日にお取引様の会社に伺い、場所を勘違いしていて『網元別館』が存在ずるとは!
あやうく場所を間違えるところでした(汗)
思い込みというのは恐ろしいですね。
しかも私は普段展示会ではハイヒールを履いて身長をカサ増ししております。
なんと、網元別館は畳敷きで靴を脱がなければなりませんでした。
まるで武装解除されたようでちょっと調子が狂ってしまいました。
色々と慣れたつもりでいても時々そんな驚くようなこともあります。
平常心を保つ修行がまだまだ足りないと実感しました。
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