サービス☆記事 令和版 誕生日別 和のお守り文様 5月10日<蓮華草>
令和版 誕生日別 和のお守り文様
令和の日本では西洋の文化が定着し、日本人特有の寛容さから異文化の祝い事なども生活の一部となり、それが当たり前のこととなっております。
それゆえに我が国特有の文化や文様が思い返されることが少なくなりました。
しかしちょっと考えてみてください。
さまざまにアレンジされながらも、その文化は脈々と受け継がれているのです。
たとえば昔からあった「瓜文様」。瓜科の植物は蔓草が繁茂する様子から繁栄の象徴とされ、手回りの道具や絵にあしらわれてきたのです。
現代では半分にカットされたスイカがデザインされた図案があるとしたら、これが昔通りの「瓜文様」ということになります。
文様にはそれぞれの意味があります。それらを理解することでさらに愛着がわくでしょう。
お誕生日の文様を身に着けるのもよし、好きな文様もどんどん身に着けてみてください。
よいものはいくつ重なってもさらに縁起がよくなります。
366日のそれぞれにふさわしい文様を数秘術などから割出し、解説を加えたのが本書です。
季節にそぐって文様化された動植物、有職文様、渡来文様など、令和の時代だからこその文様も含まれております。
一年を豊かでラッキーに過ごすエッセンスとしてご活用ください。
暦について・・・
我が国は長い間太陰暦(旧暦)に従っていました。
太陽暦を取り入れると発表されたのは1872年明治5年11月9日。
実際に施行されたのは、旧暦明治5年12月3日を明治6年1月1日として開始されました。
太陽暦が当たり前の令和の我々には、旧暦はもはや遠い存在ですが、一月ほども違うと季節もずれてくるというもの。
行事や季節感に違和感を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
旧暦の季節区分
春 1月~3月
夏 4月~6月
秋 7月~9月
冬 10月~12月
新暦の季節区分
春 2月~4月(5/4までが春)
夏 5月~7月(8/6までが夏)
秋 8月~10月(11/6までが秋)
冬 11月~1月(2/3までが冬)
本記事は新暦に則り、改めて令和版の『誕生日別 和のお守り文様』として発表させていただきます。
青木 紫
<5月10日生まれのあなたの文様>
蓮華草(れんげそう)
優しい気持ちになれます・・・
4月中旬から5月に野原を薄紅色に染め上げる蓮華草は春の季語にもなっております。
まるでその野原が紫の雲であるように思われることから、別名「紫雲英(げんげ)」とも呼ばれ、花言葉は「心がやわらぐ」「私の幸福」「感化」です。
花の形が蓮華座のように美しいことから蓮華草という名が与えられました。
植物自体はマメ科の多年草で繁殖力も強いので、飛んできた種が野原で自生するのを目の当たりにすることも多いでしょう。
蓮華草にはレンゲソウエキスという薬効成分があります。
保湿効果があり、抗アレルギー作用に抗老化作用、抗糖化作用など、それゆえに美容に関する分野で有効な効能といってよいでしょう。
そして何より蓮華草は蜜源でもあります。我が国で生産される蜂蜜のほとんどがこの蓮華草から採れたものです。
水田を休めるために稲刈りをした後には水が抜かれ、蓮華草の種を蒔き、再び水田を使う時には土と混ぜ合わせて緑肥として大地を守ってきました。
それは日本の原風景であり、どこかほっとするような美しい情景はまさに心を和らげてくれるものでしょう。
ふと疲れを感じたとき、蓮華草が風にそよぐ姿を想像してみてください。
肩の力が抜けて、なつかしさに胸が温まりますよ。
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