オーバルカットの魅力
みなさん、こんにちは。
次回、紫がたり 第三百七話 若菜・上(一)は5月15日(月)に掲載させていただきます。
本日はダイヤモンドのお話を。
ダイヤモンドのカッティングについてです。
一般的にダイヤモンドといいますと、58面体のラウンド・ブリリアントカットを連想される方が多いと思います。
現在の58面体のラウンド・ブリリアントカットが提唱されたのは1919年、ベルギーの数学者マルセル・トルコフスキーによってです。
それまでは面体の少ないラウンドカットやオールドヨーロピアンと呼ばれるラウンドカットが主流でした。
ダイヤモンドは屈折率の高さから唯一輝きを楽しむ宝石です。
その輝きは昼日中に見ても美しく、暗がりのろうそくの灯りでもキラキラと輝くのが魅力的で人を惹きつけてやまないのでした。
権力者や富裕な人々はその輝きを保有することや、身に着けることで己のアイデンティティを堅持したわけです。
ダイヤモンドはカット、研磨されて初めてその美しさを表すことができます。もちろん大きさも重要ですね。
現在のように様々なカッティングが生まれるまでは、やはりその大きさが重要視されました。
原石の状態からいかに内包を含んでいない部分を大きく切り出すか・・・。
そこがポイントだったのですね。
ダイヤモンドの原石は正八面体。
あらゆる装飾品に加工するにはラウンドが一番使いやすい形です。
内包物が少ない原石ならば角を落して有意義にラウンドを切り出すことが出来るでしょう。
しかし、もしも大きな内包物があれば、その部分を避けてより大きなダイヤモンドを切り出しそうとすればどうすればよいでしょうか?
そうして生まれたのがラウンド以外のファンシーカットということになります。
内包物を避けてカット・研磨した結果、ペアシェイプやマーキスシェイプ、ハートシェイプなどが生まれたということです。
原石によってはフラットに切った方がダイヤモンドを大きく切り出せることからエメラルドカットを施されたダイヤモンドもあったでしょう。
現在の58面体のラウンド・ブリリアントカットは非常にバランスが良く、美しい輝きを引き出す理想的なカッティングです。
この発明により、ダイヤモンドに重要なのは大きさと共に、輝きの評価という要素が加わったのでした。
さて、弊社取扱いのラボ・グロウンダイヤモンドにおいて、内包物問題はさして大きな問題ではありません。
天然のダイヤモンドに比べてリーズナブルで、純粋にその形と大きさを楽しめるのがラボ・グロウンダイヤモンドの利点です。
しかもサステナブルでエシカル☆
私はもちろんラウンドカットのダイヤモンドは好きですが、個人的に特に好きなのがオーバル・ブリリアントカットです。
58面でラウンドを長く引き伸ばした形ですね。
とても個性的ですし、何より縦置きのリングならば指が長く見えるのです。
ペンダントにすればやはり縦のラインが強調されて首筋がすっきりと見えるのが魅力的です。
ファンシーカットのダイヤモンドはとかくラウンドのメレダイヤで取り巻いたデザインが多いのですが、やはり4本爪のシンプルがベスト。
おしゃれ上級者にぴったりのスタイリッシュな印象です。
ラボ・グロウンダイヤモンド『シン・ダイヤモンド®』では、オーバル・ブリリアントカットのジュエリーを販売しております。
数に限りはありますが、0.5カラットに最高級Dカラー、気付はVS1という高品質です。
0.5カラットとなかなかの存在感ですが、シンプルなデザインなのでオフィスシーンでも洗練された美しさ。ディナーシーンには遠慮なくゴージャスさを楽しめるでしょう。
ご自分へのご褒美にも大満足。
もちろん贈り物にも最適です♡
5月28日までの特別価格となっておりますので、是非この機会にいかがでしょうか。
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