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誕生日別 和のお守り文様 11月2日

昔の人は、好みの文様をお守りのように着物や手回りのものにあしらいました。
和の伝統文様は日本ならではのラッキーチャームです。
あなたの誕生日の文様を知り、わが国の文化を身近に感じてみてください。
 
<十一月二日生まれのあなたの文様>
 獅子牡丹文(ししぼたんもん)

獅子は百獣の王、牡丹も百花の王といわれ、この二つが組み合わされた艶やかで華やぎのある図案です。
10月8日生まれの石橋文とかぶりますが、獅子と牡丹の組み合わせはとある仏教用語に由来します。
それは「獅子身中の虫」。
獅子は寄生虫に弱く、その虫を退治する薬が牡丹の朝露だということです。
つまり仏教徒でありながら御仏に害をなす存在を示すのです。
ともあれ獅子は牡丹の花から離れることはできないのだそうです。
そうした意味を持ちながら、この文様は神仏加護・富貴繁栄という縁起があるのです。

参考文献:『開運和のお守り文様366日』藤依里子さん著

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