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「稼ぐ」と「儲ける」の違い

巴創業塾の藻谷ゆかりです。暑かったり寒かったり、そして梅雨に入って体調も崩しがちですね。

5月30日に新潮社から「衰退産業でも稼げます 代替わりイノベーションのセオリー」という本を出版しました。本の内容については、東洋経済オンラインに「代替わりはイノベーションのチャンス」というタイトルで記事を掲載していますので、ご覧ください。
https://toyokeizai.net/articles/-/284514

本のタイトルにある「稼ぐ」ですが、私は結構好きな言葉です。「稼ぐ」はもともとは仕事に励む意味だそうですが、そこから働いてお金を得るという意味になったようです。私は、「稼ぐ」とは「家にお金を入れること」と解釈しています。

そして「稼ぐ」と「儲ける」は違うと思います。「儲ける」は文字通り「信者を作る」ことで、その商品を信じている人がいるから儲けが出るわけです。最高級ブランドの化粧クリームと汎用品のクリームが同じ成分だったといわれていますが、まあ儲けというのはそういうものだと思います。

前回までの文脈とつなげると、コツコツ稼いでいくのがファミリービジネスで、大きく儲けるのがベンチャーということです。どういう風に生きたいかで、どちらかの方になると思います。

さて上記の「衰退産業でも稼げます 代替わりイノベーションのセオリー」の刊行記念として6月27日木曜日に銀座蔦屋書店でブックトークイベントを開催することになりました。対談相手は本に事例として登場する、伝統工芸品を赤ちゃんギフトにした「和える」の矢島里佳さんです。

当日は矢島さんのほかに、金継ぎ職人や古民家再生の設計士の方も出席して、「日本の価値を次世代につなぐには」というテーマでブックトークをいたします。

ご存じの方も多いと思いますが、銀座蔦屋書店はアートに力をいれている特別な空間、そこで日本の価値を次世代にどうつないでいくか少し考えてみませんか?ブックトークイベントは、本とイベント参加券で3000円(プラス送料500円)で参加できます。
https://store.tsite.jp/ginza/event/business/7231-1317250604.html

令和元年6月10日 巴創業塾主宰 藻谷ゆかり
https://www.facebook.com/tomoesogyojuku/

おかげ様でアマゾン売れ筋ランキング「企業動向」7位
「衰退産業でも稼げます 代替わりイノベーションのセオリー」
https://www.amazon.co.jp/dp/4103526416/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_dQh9CbZKZB4A7

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