見出し画像

ウサギがよくなる病気「胃腸うっ滞」

ウサギさんに多い病気
「胃腸うっ滞」とその原因にもなる「毛球症」

うちのルイくんも、
気をつけていても何度もなってしまい、
その度に点滴を打ってもらっています。

この記事が少しでも参考になればうれしいです🐰


胃腸うっ滞

うさぎさんは、胃腸が常に動いていないと
死の危険にさらされてしまう動物です。

胃腸うっ滞とは、胃腸の動きが
停滞している状態です。

原因

原因はいろいろとあるみたいです。

・食べたものが合わず、ガスが貯まってしまう
・食べてはいけないものを食べて詰まってしまう
・痛みやストレス
・消化管以外の病気 など

これらの原因をまとめて、
ウサギ消化器症候群(RGIS)」と言われています。

うさぎさんの消化器は
さまざまな影響を受けやすく
うっ滞が起こりやすいのです。

うっ滞による症状

胃腸の動きが悪くなったり、止まったりすると
さまざまな症状が出ます。

・元気がなくなる
・食欲不振
・お腹が張る
・便の異常(小さい・少ない・形がおかしいなど)
・うずくまって動かない など

ごはんを食べないなぁ。と、
様子を見ているうちに
急激に悪化することも。
早い段階でのが大切です。
急変して亡くなることもあります。

るいくんの経験では、
そこまで危険な状態になったことはないので、
うっ滞の症状が出た時は
いつも胃腸運動促進の注射を打ってもらいます。

あとは、流動食などの強制給餌などの療法で
症状が改善する場合が多いそうですか、
完全に腸が閉塞してしまっていると、
外科手術が必要になる場合もあるそうです。

毛球症

毛球症は、うさぎが毛繕いなどで
口から摂取した毛が毛玉となって
胃や腸などの消化管内で溜まってしまう
状態のことです。

原因

胃腸うっ滞が、毛球症の根本的な
原因といわれています。

うさぎは猫のように毛玉を吐き出せません。
一度作られた毛球は、チモシーに絡まって
消化管を通り、うんちと一緒に
体の外へ出ていきます。
胃腸の動きが低下している状態だと、
毛球は移動しにくくなり、
胃腸に溜まってしまいます。

・胃腸うっ滞で、飲み込んだ毛の排出がうまくいかない
・水分摂取が少ない
・喚毛期で抜け毛が多くなるなど、口から抜け毛を多く飲み込んでしまう

消化管の動きが悪くなると、
毛玉が溜まり、うんちの通り道を
邪魔してしまいます。
そうすると、食欲不振や元気がなくなる、
うんちの量の減少につながります。
健康なうさぎは、胃が空っぽになることが
ないといわれるくらい
1日中チモシーを食べます。
そのため、正常な胃腸は常に働き続けています。

病気を防ぐために

命にかかわる危険がある「胃腸うっ滞」。
日頃から、ウサギさんを観察し、
ケアをしてあげることがリスク軽減に繋がります。

うちのルイくんは、大換毛期が年に1回来るので
その時期にはブラッシングに連れていきます。

こんなに抜けます。

ここからさらに抜けます。

病院の先生によると、
今年は異常気象でうさぎさんの換毛も
異常みたいです。

まとめ

健康に1日でも長く一緒に過ごせるように、
小さな変化に気付いてあげることが、
飼い主の役目ですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?