兎の眼って本読んだら自分の事ばかり考えてた
本読みました〜。
活字はよく読むけれど、
iPhone8のちいちゃい画面で一冊読んだのは初めてかも知れぬ。
案外読めるもんね。と思ったけど、なろう小説とかiPhoneでめっちゃ読んでたわ。
最近読んでないけど、、、
兎の眼は小学校の生徒と教師の奮闘が描かれていて、私もそんな先生と出会いたかったなあと終始思っていた。
私は、小学校の先生が、今思えば嫌いだったのて、なんだか、少し読んでは、自分の小学生の時を思い出してなかなか進まなかった。
自我が芽生えたのか小3ぐらいな気がする。
その前の感情をあんまり覚えてなくて。
てかあっという間に小3になっていた気がする。
多分3年生から6年生までの担任の先生が嫌いで、嫌な事が多かったから、記憶をちゃんともっているのかも知れぬ。
大人に対してめちゃめちゃ大人しい女の子だったんだけど、高学年時にみんなの前で意見とかを口にした時に、「私の昔は〜〜」って言ったら、担任の先生が笑い出して、なに!?と思ったら、小学生なのに、昔なんかないでしょって言われて、心のシャッター閉じた。
小学生にだって、本人からしたら昔はあるんだよ。先生からしたら短い人生だろうけど、そんな当たり前の事もわからない先生だった。
子供の心を傷つけてばかりいる先生だったと思う。
きっとそういう大人との出会いがあって先生という存在が嫌いだったと思う。
全然寄り添ってくれなくて、上からなんか言ってくるばかりだった。
マジサイテーである。
子供だから反論出来なくて、頭も悪いから、なんで傷付いたのか分かってなかった。
でもエピソードだけは覚えていて、今も反論出来なかったことを悔やんでいる。
教育は今と昔じゃ違うから仕方ないのかなと思っていたけど、兎の眼はもっと昔に書かれた本なのに、やっぱり寄り添ってくれる先生、そうでない先生がいて、よくない先生に当たったなと思う。
ただ、自分のクラスの生徒をエコ贔屓する人だったので、何故かうちのクラスだけ、天テレに出たり、どこかのちゃんとした合唱コンクールに出ていたりしていた。
他クラスの幼馴染みに、ゆかりちゃんのクラス嫌い!って言われて、なんで!?って聞いたら
先生が嫌いって言われて、ゆかりちゃんのクラスばっかりいろんなことをしてるって言ってた。
だから、親たちは先生のことを良い先生だって言っていた。だから私もそうなんだと思っていたけど、今はそうじゃないなと思う。
教師って難しい。
たった一言で自分の気付かぬうちに、
子供の心を傷付けてしまうんじゃないかと思って、怖くて教師には死んでもならないぜとおもった。
もともと、私はぽろっと言った言葉で人を傷つけがちなのである。悪意がない分たちが悪いと言われた、、、!本当ごめん、、、!
だからきっと生徒を持ったらめちゃめちゃ傷付けて、小学校の担任の先生みたいになっちゃうかも知れない。
でも世の中そんな先生か、無関心の先生ばかりだ。
先生一人に、30人を見させる方が間違っている。きっと兎の目の先生も、見落としている子はいると思うのだ。
素敵な先生が出てきて面白い本だった。
短めの色んなお話が入ってるので、色んなところで泣けた。
内容的にはオススメではあるが、ちょっと文体が古いので読み難い。