女がすなる◯◯という文化に馴染めない
子供の頃はプリンセスになりたくて、
大きくなったらお花屋さんかケーキ屋さん。
小学生向けの雑誌に書いてあるおしゃれなことをし、
キラキラした服と持ち物。
占いコーナーで読むのは何をさておき恋愛運、
かっこいい誰それくんにモテたい。
でも好きな芸能人はジャニーズを筆頭としたイケメン俳優。
コーヒーショップとかでバイトしてバイト代はおしゃれにつぎ込む。
コスメやブランド物の鞄や洋服を毎シーズン追いかけて。
それは大学生になっても変わらず綺麗に意識高めに可愛いカフェも押さえながら。
仕事も恋愛も頑張っちゃうぞ❤️素敵な彼氏と結婚してキラキラ結婚式!
みたいな文化を市場に流通している雑誌や一般のテレビ番組などが「これこそが大正義!」と言わんばかりに20年間垂れ流してきたのを横目に育ってきたのだけど「女の子ならこういうのがあたりまえ❤️」みたいな広告業界に作られた文化がとにかく肌に合わなくてむしろ「いやそういう扱いされたくないんですけど」と拒否すると叩かれるという空気からようやくまともになってきたな、と30も半ばを目前にして思うわけですよ。
「女の幸せ」は「わたし」の幸せではないというのが私が中学生ぐらいから思ってることなのですけど、どうもそういう考え方は女を支配したいおっさん的には不都合な考え方らしいし、物を買って欲しい企業からしたら購買に繋がらない客であるのは理解する。
駄菓子菓子いわせていただく。
私の幸せは私がこれまで努力してきた、積み上げてきたことで成功すること。
すなわち勉強などの積み重ねからの仕事での成功。ついでに経済的な成功。
ってわけだから恋愛運とかマジでど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜でもよくてまずは金運そして仕事運。
ていうかお花屋さんとかケーキ屋さんとか見た目の可愛さだけで女子が好きって思わせるのおかしいだろう、あれ恐ろしく体力勝負だぞと。
ジャニーズ筆頭としたイケメン俳優と一般的にカテゴライズされる人たちが顔が良くてダンスもうまかったりトークも面白かったり最近の人は多彩だな・・・・というのは十分理解してるけど、イコール同世代や下の世代がみんな好きになって当たり前だと思うなよ運営さん。
ちなみに私は昔から俳優は渋くてちゃんと演技ができる人が好きだ。
ファッションとか見てるのは楽しいけど、毎シーズン買い換えることを推奨されるような浪費ってどうなの。
物が壊れたりしたら買い替えるし、必要となったりその自制をひっくり返すぐらい欲しいものが現れたら買うけれど、当然のように「トレンド」の名の下に買え!と言わんばかりの雑誌の構成はいかがなものかしら。流行遅れが恥ずかしいみたいなのも随分と狭量な考え方よね。
ていうか「お嫁さん」「お母さん」になることこそが女の至上の幸せみたいな風潮、本当に迷惑。「わたし」であることを捨てさせるのが正しい家父長制乙です。
私の幸せはわたしだけのもの。
誰にも邪魔されてたまるものか。