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自分に対する嘘を見つける方法
さっき、車を運転しながら考えていたこと。
✴︎
自分の選択、そして、取り巻くひと、もの、こと。
目の前に広がる現実は、すべて私の選んだ結果が生み出したものだ。
いま、現実に不満はない。それどころか自分も現実も含めてすべてが愛しい。
過去を振り返れば、誰しも中途半端な現実を受け入れたり、こんなはずではなかったとか、人生なんてこんなもんだと自嘲半分にあきらめたことだってあるだろう。これ、みんな通る道なのかもね。
いい日々、苦しい日々も、いつだって人生は私に最高最適な学びをさせてくれている。そう信じられるから、どんなことがあっても「そうきたか」と受け止められる。いまだからできるんだけどね。
とはいえ、迷うじゃない?
ニンゲンだから。
どうがんばってもAIにはなれないし、たくさん失敗もする。完璧なんて求めたとたんに壁にぶつかって八方塞がり。
完璧になれないからいい
まるごとの自分を愛する
ポンコツだからやさしくなれる
なんて。
こんなことを心から実感して受け入れられるのは、たぶん人生の後半だよね。
私も迷ったし、のたうちまわって、ありもしない正解を探し、自分を受け入れられない日々があったよ。まるで人生そのものが巨大迷路のようだった。壁にぶつかり鏡に怯え、どれが本物の自分かさえわからなくなる。自分を傷つけて、他人も傷つけた。私のせいじゃない、あれが悪い、これが悪い、なんて。
そんなときに私を救ってくれたのは、自分に問うことだった。
答えが出なくても、ただ自分に問い続ける。
本当に欲しいものはなに?
なにがいちばん欲しい?
本気の本気の本音でどうなりたい?
ひらひらきれいそうに見える、自分に対する嘘を一枚ずつ剥ぎ取って、縮こまっている本音を引き出していく。ときには世間体や常識が硬い殻として現れる。それもこれもどれもぶち壊していく。時間がかかってもあきらめずに爪で崩すように手がかりを探す。
今日という日常に疑問を持て
嘘で塗り固めた自分に化粧をほどこすな
本当の願いから目を逸らすな
優しいふりした我慢は欺瞞だ
適当に生きている自分を認めろ
自分に向き合った瞬間からひとはホンモノの願いに近づいていく。私は私にしかなれない、その事実に気づいたら、世界は扉を開いてくれるんだ。
あきらめるな
叩き続けろ
人生を諦めきれなかった私は
自分への嘘を捨てて叩き続けた。
昨日でも明日でもない。
私たちには「いま」しかないんだ。
たくさん自分を抱きしめる。
そしたら愛の本質に近づくよ。
自分を愛することの大切さが理解できるから。
そのために問い続け
嘘を捨てて
叩き続けるんだよ。
どんな世界でどんな人たちに囲まれて生きていきたいのかって。
ワタシハナニガホシイノ?
アナタハナニガホシイ?