意識が変わればすべて良くなる。

「兄弟が欲しいかどうか聞いて下さい。」
昨日のクライアントさんのご質問です。
他の犬が苦手だから、下の子を迎えようと思われているとのこと。

「新しい犬を迎えることについてどう思う？」と尋ねると、「他の子と一緒にいたことがないからよく分からない」という返事でした。
犬がどうしたいかも大切ですが、飼い主さんの目的がはっきりしているなら、それをどう実現するかを考えて、方法を調べ、準備をしておかれることをお勧めしました。
犬に選ばせるのではなく、彼とご家族の幸せのために、飼い主さんがベストな選択をすれば、状態は良い方向に進むはずです。
新しい犬のしつけをしていけば、当然上の子も一緒に学ぶことが増えるでしょう。

「仲良くしてね」と伝えることも大切ですが、何があっても犬達を幸せにするという覚悟が彼らに伝われば、犬の不安も和らぎます。
時には、先輩犬として正しい行動を指導してあげることも必要でしょう。
すべて犬任せにしないことが重要です。
頼もしい飼い主であれば、犬達も安定します。
お兄ちゃんになったら、また彼の話しを聞いて欲しいとおっしゃって下さいました。
1時間のセッションで、飼い主さんの意識が変わられたので、何も心配なことはありません。
多頭飼いの楽しさ、素晴らしさを堪能していただきたいと思います。

アニマルケアカウンセラー 高野 縁(たかのゆかり)
https://ameblo.jp/yukari-touchheart/