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特別な服を日常着にしたら、どうなる?Mame Kurogouchiのシャツを制服にする。
最近、ファッションについて新しい実験をしたくなっている。
去年の夏、Minimalなクローゼットを意識してジルサンダーのパックTシャツを購入。そればかり着ていたら、他の服に目移りすることなく、むしろ「これがあれば十分」という満足感が得られた。
それなら、今年の春は「もっと特別な服を日常着にする」実験をしてみたらどうなるのだろうか?
私が今回選んだのは、Mame Kurogouchiの花鳥柄ジャカードブラウス。なぜこのブラウスを選んだのか?
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このブラウスを選んだ理由は大きく2つある。
1つ目は、伝統技術と文化が織り込まれた背景。
琉球漆器の螺鈿紋様や、沖縄の染め物「紅型」の模様を織りで立体的に表現していて、文化や職人技が詰まった一着。何より、模様がただのプリントではなく、ジャカード織による立体感のあるデザインという点に惹かれた。表面の織りが細かく調整され、光の当たり方で柄の陰影が変わる美しさは、まるでアートのよう。こうした伝統技術を活かした服を日常に取り入れることで、ファッションに対する向き合い方も新しい何かを得るかもしれないと思った。
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2つ目は、デザイン性。
このブラウスはボタンが斜めに入っているため、一般的なシャツのようにネックレスとバッティングしない。そのため、私の愛するネックレスやジュエリーとも美しく共存できるのも魅力のひとつ。
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でも、レーヨン100%なので洗濯が難しいし価格も決して安くない。
普通なら「特別な日にしか着ない」服である。
でも、そんな特別な服をあえて日常着にしたらどうなるのか?
「特別な服を制服にする」という考え方
・本当に好きな服なら、たくさん着るのが一番の贅沢では?
・大事にしすぎてクローゼットの肥やしにするのではなく、たくさん着ることで価値を最大化したい
・特別な服を毎日着ることで、気持ちやスタイルはどう変わる?
・でも洗濯が難しいし、高価なので勿体ない気持ちもどこかにある。やはり日常的に制服として着るにはストレスになる…?
今回は上記の実験である。
特別な服を制服のようにたくさん着ることで、日常がどう変わるのか。
制服にすると決めることで、もっと自由な心で着ることができるのか?
それともやはり特別すぎて気負いしてしまうのか?
実際に暖かくなったら実験をスタートしたいと思う。
ちなみにこのブラウス以外にも制服予定のトップスはもう1種類あるので、そのお話も追ってまた。
「水」 Water coin necklace.
水のように流れる人生。穏やかな流れの日もあれば、波立つ日もある。
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